MASSIVE ATTACK 100TH WINDOW
英国はブリストルを本拠地とする世界で最も注目されているハウス・ユニットの一つであるMASSIVE ATTACKの約4年振り第4作。ミディアム・テンポへのこだわりは相変わらずだけれど、要するにこれは彼等のポリシーなんでしょう。それは兎も角、全ての曲に共通する緻密極まりない凝りに凝ったサウンド構成、更にはもはや高尚といっても過言ではないその音楽スタイルには改めて感銘を受けた次第。尚、3曲でアイルランド共和国の女性ヴォーカリストSinead O'Connorが参加。憂いと独特の力強さに満ちたその声は、このユニットのサウンドスタイルにまさにうってつけなのでは、と前々から考えていたのだが、この度とうとう実現した次第。誠にありがたいことである。以上。(2003/02/19)