Music from the motion picture City of Angels
今のところ日本では未公開の映画City of Angelsのサウンドトラック集である。Alanis Morissette、Peter Gabrielの新曲が収録されている。ただそれだけのために購入したのだけれど、ちょっと無駄遣いだったかも知れない。映画全体の基調をなすのはこの盤の終盤に収められたGabriel Yaredの4つのインストゥルメンタル曲になるのだろうけれど、要するに全14曲中、オリジナルなのはGoo Goo Dolls及びJudeの新曲も含めると8曲ということになる。約半分と言うことです。ちなみに、他に収録されているのは、U2、Jimi Hendrix、Paula Cole、Sarah McLachlan、Eric Claptonなどの旧曲である。それなりに私の好きなところを押さえているということです。少なくとも、Alanis Morissetteの新曲に関しては、何しろ1stアルバム以来2年以上の沈黙を破った、ということになる訳だし、彼女が今日の音楽シーンにおいてその活動が最も注目されている女性アーティストの一人といってよいだろうこともあり、私個人も大いに期待していたのだけれど、期待を裏切らない楽曲に仕上がっている。フルアルバムの発売が楽しみである。それはそれとして、Peter Gabrielは一体いつフルアルバムを出すんだろう。今世紀中に出るんだろうか?ちなみにRealWorldの公式サイトhttp://realworld.on.netのピーガブコーナーにはレコーディング中らしき事が記載されているのだけれど…。いつになる事やら。(1998/05/16)