Fiona Apple When the pawn...
原題はとんでもなく長い。ジャケット一面を使い切るほどの長さである。ということで、省略。肝心の中身について。本作はグラミー賞女性シンガー・ソング・ライターの第2作である。音的にはアコースティック・ピアノを基調にした硬質のフォーク・ロック。敢えて電子楽器を使わずとも、インダストリアル系の音を作れることを証明してしまった感すらある。低音のこれまた硬質なヴォーカルも個性的かつ印象的。新たな才能の出現を祝福したいと思う。(1999/11/27)