The Prodigy always outnumberd, never outgunned
ディジタル・ロックのパイオニア的存在であるThe Prodgy約7年ぶりの通算4枚目となるオリジナル・フル・アルバムの登場。12曲目でOasisとのコラボレーションを実現し、何曲かにはJuliette Lewis(結構色々な映画に出ている女優さんです。)をヴォーカルとして起用した野心作。まあ、一枚一枚コンセプトが異なるアルバム造りをしてきている彼等のこと、今回も基本路線は2枚目、3枚目を継承しつつも、今回はよりパンキッシュな方向性を打ち出しているように思う。物凄く売れた前作ほどのインパクトは無いものの、猥雑で重量感のある独特な楽曲構成は健在で、取り敢えずは基本アイテムと言えよう。以上。(2004/09/26)