Richard Ashcroft Alone With Everybody
元the verveのヴォーカリストRichard Ashcroftのソロ第一弾。超傑作URBAN HYMNSを遺して惜しくも解散してしまったthe verveだけれど、作詞作曲はほぼ全曲Richard Ashcroftが行っていたということもあり、基本的な路線(ストリングスのアレンジが美しいアコースティックなフォーク・ロックですね。)は継承されているので、まずは一安心というところ。BONO的な歌唱(声自体がそっくりなのだ。)はやや陰を潜め、ややブルージィに変貌。渋いです。最近余り面白いアルバムが出ていなかったのだが、これはこの夏の一押し、という事になりそう。まだまだ知名度は低いけれど、取り敢えず間違いのない買い物になると思います(苦情があっても無視します。)。以上。(2000/07/08)