| 公式サイトによれば1974年に北カリフォルニアで生まれた男性シンガー・ソング・ライタの、自主製作盤を含めると通算何枚目になるのだか良く分からないメジャー発売のオリジナル・フル・アルバム。中身はタイトルの通りのまっすぐな「ロックンロール」（というのがどういうものなのかは自分自身に問いかける他ないのだが…）、というわけではない。実のところ自身が得意とするらしいギターを中心にピアノだのストリングスだのを含む様々な楽器を使ったかなり複雑なサウンド・スタイルを持ったアルバム構成になっている。それでもなお、やはり全編にあふれるロック・スピリッツは何とも爽快だ。ちなみに、5曲目に収録されたシングル・カット曲‘SO ALIVE’だけは取り敢えず聞いていただきたいと思う。ファルセットを駆使した歌唱が、さるアイルランド共和国出身の某バンドのようなサウンド（って、そのままなのですが…。）に見事にマッチした名曲です。以上。（2004/03/15） | 
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