Jamiroquai Synkronized
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日本での知名度もとんでもなく高いJamiroquaiの第4作。何しろ前作は日本国内でもミリオン・ヒットになってしまった位。恐るべし、Sonyの力。まあ、それだけではなくて、この人達の実力は確かに認めざるを得ない所もある。サウンド的には今回も彼等の型通りで、特に変化はないのだけれど、それはそれで、よろしいではないですか。やや、1970年代辺りのファンク、ソウルへの志向性が強いような感じもする。ブラスやパーカッション、勿論のことながらリズム・ギター、あるいはまたコーラスやストリングスの使い方なんかにそれが感じられるんだけど、このままいくと、次回作かその次の頃にはStevie Wonderそのものになってしまうんじゃないか、なんていうつまらない危惧は不要かも知れない。繰り返しになるけれど、それはそれで、よろしいじゃありませんか。(1999/06/14)