Philip Kaufman監督作品 Twisted 2005.02(2004)
高名な同監督の最新作にしてサン・フランシスコを舞台にしたサスペンス。同監督らしい丁寧な作りで、それほど悪い映画とも思えないのだが、評論家・一般人ともに物凄く評価が低い。基本的に「余りにも在り来たり過ぎる」からなのかな、と思った次第。
子供の頃に両親を失ったアルコール依存で男漁りに明け暮れる女性刑事が主人公(Ashley Judd)。自分と関係を持った男達が次々と殺される中、当然彼女にも嫌疑がかかり、というお話。まあ、良くある話です…。
要するに、この手のサスペンスはこの10年来作られすぎてきた感すらあるわけで、何を今更、という気がするのも事実。それこそこの手の映画に出まくりな主人公の上司を演じるSamuel L. Jacksonも、はっきり言ってミス・キャストではないかと思う。だって、バレバレなんだもん。と、云う事で終わり。(2005/05/05)