UNDERWORLD barking
英国のテクノ・ユニットUnderworldによる通算6枚目のオリジナル・アルバム。いやー、素晴らしい。今回は色々な人たちとのコラボレーション作になっているのだけれど、どんな人たちなのか、一応列挙しておきたい。
Dubfire
High Contrast(Lincoln Barrett)
Mark Knight & D.Ramirez
Appleblim and Al Tourettes
Paul Van Dyk
Darren Price
全然分かりません(笑)。まあ、それは兎も角、いかにも彼ららしいとは言えリズムの刻み方に新鮮味がある第1曲目"Bird 1"(共同プロデューサはDubfire)にまずは目を見開かされ、最近のNew Orderみたいな第2曲"Always Loved A Film"(同じくMark Knight & D. Ramirez)という会心の作品に待ってましたと膝を叩き、1990年代ジャングルを一歩推し進めたミキシングが秀逸な第3曲"Scribble"(同High Contrast)に打ちのめされ、明らかに1980年代ポップチューンな第7曲"Diamond Jigsaw"(同Paul van Dyk)に涙し(嘘っぽいけど)、実質終曲なのじゃないかと思う第8曲"Moon In Water"(これはHigh Contrast)に再び涙する(言葉が無くなりました…)、という内容。他にも聴き所満載。FFやDQと並ぶ2-3年おきの定番、という気もする彼らなのだが、そういうことの意味が分かる人は、いや分からなくともダンス・ミュージック好きならば取り敢えず手元に置かないといけない一枚であることは間違いないだろう。以上。(2010/11/15)