AVRIL LAVIGNE the best dumn thing
Canadaが生んだスーパー・スターであるアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)の第3作目となるオリジナル・アルバム。何気に3年振りなのだが、その間に彼女は結婚していたりもする(2006年6月)。まだ若いのに…。それは兎も角として、このアルバム、基本的にノリノリな楽曲が並べられているのだけれど、これは多分そういう幸せ一杯さを反映しているのだろうから、これはこれで良いのではないかと思ったりもする。お裾分けは別段悪いものでもないのである。まあ、私を含めこれまでの2枚を高く評価したリスナは、本作以前のどことなくクールかつダークで、結構ヘヴィなテイストがほとんど払拭されていて、全体として軽い印象であることにやや歯がゆい感じを持つのではないかとも考えたのも確かではある。ただし、第3曲"Runaway"、あるいはこれまでの路線を継承する第6曲"Hot"、そして既に映画『エラゴン』のサウンド・トラックとして発表されていたラスト曲"Keep Holding on"の3曲はとても良い出来だと思う。以上。(2007/04/26)