Jon Watts監督作品 Spider-Man: Homecoming 2017
本年春に公開された、スパイダーマンの新シリーズ第1作。本作でピーター・パーカーことスパイダーマンは、同じマーベル・ユニヴァースのアヴェンジャーズと合流する。監督はまだかなり若いジョン・ワッツ(Jon Watts)。主演のピーター・パーカー役には英国人のトム・ホランド(Tom Holland)が抜擢された。
産廃業者のエイドリアン・トゥームス(マイケル・キートン=Michael Keaton)は、アヴェンジャーズとチタウリとの戦闘後に遺された瓦礫から宇宙由来の物質を発見し、これを元に悪事を始める。
8年後、ニューヨーク市クイーンズに住む実はスパイダーマンである高校生ピーター・パーカーは、アヴェンジャーズのトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.=Robert John Downey Jr.)からスパイダースーツを借り受け、研修生的な日々を送りつつ、いつかヒーロー達に仲間入りすることを夢見ていた。
そんなある日、トゥームスの一味がパーカーが良く行く小売店近くのATMを襲撃する。パーカーはこれを止めようとするが強盗団の武器が爆発して周辺は大破の憂き目にあう。こうして、スパイダーマンとトゥームス一味の戦いが幕を開けるのだった。
とても良く出来た映画。オーソドックスな学園青春ドラマ+強盗鎮圧アクション映画で、難しいことを全然言っていないところが良いと思った。CGもふんだんに使っているはずなのだけれど、CGっぽく見せてないところはさすがに現代の技術。前シリーズの不幸な終わり方はとっとと忘れて、続きも楽しみにしたい。以上。(2017/12/31)