Jon Watts監督作品 Spider-Man: No Way Home 2021
日本国内では今年の頭に公開された、スパイダーマンの新シリーズ第3作。一応三部作の完結篇らしい。監督は前作に引き続きジョン・ワッツ(Jon Watts)。当たり前ではあるが主演のピーター・パーカー役もトム・ホランド(Tom Holland)が続投。今回はゲストとしてベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)などかなり多彩かつ豪華な方々が出演する。
ミステリオによって正体を世間に公表されてしまったスパイダーマンことピーター・パーカーは、ドクター・ストレンジ(カンバーバッチ)に助けを求める。ストレンジは、人々の記憶から左記の事実を消し去る呪文を発動。しかし、これは状況を更に悪化させる結果となる。即ち、他世界から、スパイダーマンを宿敵とみるヴィランたちを呼び寄せてしまったのだ。果たして、世界は、そしてパーカーの日常は正常な形に戻るのか…、というお話。
素晴らしい作品。ここまでやってくれたらもう何も言えない。こんな企画を、ホントに実現させてしまうとは…。
さすがに、ここで終わってしまったら余りにも悲しすぎるので(キリスト教圏ではこれで良いのかも知れないが。)、是非第4作も作って欲しい、と思う。別にアッと驚く展開は要らない。兎に角、この世界のピーター・パーカーが幸せになってくれればそれで良い。以上。(2022/6/05)