三重県鈴鹿市の祭 2007年4月
4月8日に行なわれた鈴鹿市東玉垣町にある天王山(須賀社)の春祭の写真を以下に4枚掲げます。最初のものは、お囃子隊と屋台。「ぎおん」と書かれていますが、天王=牛頭天王なのでこれは当然と言えば当然。ちなみに、現在は第1か第2日曜日に行なわれますが、元々は4月14日のお祭だったようです。
続いて、蓮花寺というお寺の境内で行なわれていた獅子舞の様子。屋台、御神輿など、全体の様子が分かるように収めてあります。獅子舞とこの次の写真に写っている「唐人(とうじん)踊り」は計1時間弱程度の長さで、東安寺、蓮花寺、集会所、天王山の4ヵ所で行なわれます。後半の集会所では、その次の写真に写っている稚児舞が奉納されます。
「唐人踊り」です。これは蓮花寺で撮影されたもの。異国風のお面をかぶり、滑稽な感じのパフォーマンスが繰り広げられます。お囃子と唄がかなり興味深いものなのですが、その分析は後日どこかで行なわれることになるでしょう。ご期待下さい。
稚児舞です。小学生の女の子二人によって舞われます。時間帯的にはもう夕刻。この後天王山でももう一度舞うことになります。ちなみに、この二人は半日以上この格好で過ごしているわけで、かなりキツイものなのではないかと思われます。
近鉄白子駅の東側にある勝速日(かつはやひ)神社の春季大祭=「屋台行事」の模様を3枚掲げます。この附近、町名的には白子本町となります。1枚目は前日の4月14日に神社境内に勢揃いした屋台3台の写真。
続いて4月15日お昼の獅子舞奉納の様子。あのかなり大きかった地震の直後ですね。太鼓の音かと思ったら地鳴りでした…。ちなみに白子本町は6町(=西町・中町・東町・山中町・境町・午天王町)に分かれているのですが、獅子舞については午天王町の人々がその任を負っています。屋台は西・中・東・山中の4町が出すものなのですが、東町については老朽化と人手不足のため屋台を持ち出すことが出来なくなっているのだそうです。なお、この写真のみDVCで、他は携帯電話で撮影しています。
屋台が神社から出るところです。町内を練り歩く、というわけではなく(人手不足でそこまで出来ない、と。)、神社からそれぞれ200メートル位離れた場所に各町(西町・中町・山中町)の収納場所があり、その附近のポイントにしばらく置かれた後、御輿その他の行列が通り過ぎると解体に入ります。