三重県鈴鹿市の祭 2008年4月

天王山春祭その1
今年もまた、昨年同様に鈴鹿市東玉垣町にある天王山(須賀社)の春祭を見に行ってきました。二日間に渡って行なわれるこの行事、丁度二日目の本祭が私の住んでいる辺り(肥田町)のお祭と同じ日(4/6)で、こちらをメインに参与観察といいますか獅子舞メンバに加えていただいていた関係もあって断続的にしか見られなかったのですが、去年とは違って前日の獅子舞巡回や試楽(しんらく)という儀礼を一部始終見ることが出来ました。一枚目はその巡回の模様。民家の前で獅子舞をしているところです。前にいる子供達は「口取り」や「後舞い」という役回りに入るメンバなんですが、東玉垣では女の子が半数を占めます。ちなみに、女の子達は今年から衣装が新調されました。


天王山春祭その2
2枚目です。結構お世話になっているインフォーマント宅での獅子舞の模様。今年は7軒のご家庭でこういう風に家の中での獅子舞を行なっていました。無病息災と同家の繁栄を祈念し、ということになりますですね。これが結構長いもので、45-50分程度かかります。7軒ですから、1日がかりになるわけです。これだと1日では巡回しきれないのでは、と思われるかも知れませんが、実は獅子頭は同町内では2体ありまして、もう片方は町内を巡回しているのです。


天王山春祭その3
3枚目です。蓮華寺というお寺の境内での獅子舞の模様。女の子が口取りをしています。丁度跳ねた時にシャッタが切れました。ナイスなショットですね。


天王山春祭その4
ラストです。今年も唐人が良い味を出していました。その独特な動きは動画じゃないとうまく表現できないのですが、これなどは成功したショットだと思います。ヌボーっとした感じが良く出ておりますですね。