2011年6月アーカイブ

しばらく続いて参りましたコンサート聴きまくりシリーズもいよいよ最後。今週末の7/3(日)に横浜まで出向く可能性を若干残してはおりますが、次回鑑賞までしばらく開きそう、です。ちょっと先だと7/8(金)ってのもあるんですけどね。

それはそうと、今回赴いたのはかつしかシンフォニーヒルズで昨日(6/25)行なわれておりましたharmonia ensembleの第2回目となる定期演奏会です。

5月末にフランスはトゥールでのフロリレージュ国際合唱コンクールで1位に輝いたこの団体、堂々の凱旋帰国コンサートとなったわけですが、このところの活躍振りが功を奏してか、会場のキャパが300弱ということもありまして、満席、でした。立ち見出てました、って書いて良いのかな(笑)?

演奏曲は殆どがコンクールで歌ったもの、です。1年くらい前まで私がいたV.E.ESTが昨年の定演でオープニングで使っていたため聞き覚えのあった相澤直人の「ぜんぶ」から始まり、フィリピン・マドリガル・シンガーズの持ち歌らしいアンコール2曲目まで、怒濤のような音の奔流にさらされ、ちょとクラクラ。

ステージ毎に細かく書きませんが、E.ウィテカーの諸作品、間宮芳生の諸作品、そして田中利光「春」、S.Leek"Kondalilla"、が特に印象的でした。選曲は、結構ESTのここ数年のレパートリーとかぶってますね(笑)。知ってる、というより歌える曲が多い。

今回の会場が実は非常にデッドなホールなのですが、この方々、そんなことはものともせず、響きは常に持続し、ハモり続けてました。一人一人がソロを歌えるレヴェルで、しかもきっとそれぞれ指揮者や指導者を目指しているのだろう人たち。そんなメンバ24名で、指揮者を置かず、アイ・コンタクトとイヤー・コンタクトで作り上げられるアンサンブルは、ちょっと唯一無比な気がしました。

いやー、正直ちょっとどころではなく羨ましかったですね。私もホントはそういうことなりそれに近いこと(そこまで歌えませんから・・・)がやりたいのだけれど、このところそういうことが全然出来てない、もので。この辺、分かる人には分かる結構大胆な発言ですが(笑)、そんなことを感じつつホールを後にしました。

いずれにしましても、来年4月にはヨーロピアン・グランプリがスロヴェニアのマリボルで開かれる、わけです。さすがに聴きに行くことは出来ませんが、是非グランプリを持ち帰って頂きたいものだと思っています。頑張れ!

と、云う事で。

私設サイトの映画紹介欄に、ダレン・アロノフスキ監督、ナタリー・ポートマン主演によるサイコ・スリラ『ブラックスワン』を追加しています。ご存じの通り、ポートマンはこの映画でアカデミー賞主演女優賞を受賞してますね。

非常に古典的と言って良いだろうサイコ・スリラ、あるいはサイコ・サスペンスです。A.ヒッチコックの諸作品や、P.バーホーベン監督の『氷の微笑』を彷彿とさせるような作品に仕上がっていると思います。

私設サイトの方にも書いてますが、基本的には非常に精神分析的な作品、と言えるでしょう。まあ、とは言ってもエンターテインメント作品として非常に良く出来ておりますので、誰が観ても愉しめると思います。R-15ですけどね。

と、云う事で。

昨日(6/22)になりますが、合唱団響の演奏会を聴きに、東京文化会館大ホールまで行って参りました。まあ、しょっちゅう行ってるんで行って参ると言うほどのことではございませんけれど。ちなみに、合唱団響は栗友会の合唱団響(Kyo)です。指揮は当然栗山文昭先生。

指定席だと言うことに気づかずにチケットを買ってしまい、凄く前の方で「うへっ」と思ったんですが、あのホールだとどこで聞いても同じかも知れません。ホントに響かないし。今となっては懐かしい2007年の全国大会の時は死ぬかと思いましたよ。確か36人だったのかな?一般Bですけど。

ステージは4つ。最初はF.メンデルスゾーンのモテットを4曲。明瞭な発音、抑制あるダイナミクス、心地よいテンポ感等々、堂々として、深みと暖かみを兼ね備えた名演だったと思います。

第2ステージは佐藤聰明(そうめい)作曲による委嘱初演『秋の歌』。ゆったり、なんてものではないテンポで歌われる『古今和歌集』からの3首ですが、持続音の積み上げによって各和歌の情景を浮かび上がらせる、ということなのでしょう。難曲だと思います。日頃の研鑽が実った演奏だったように思いました。

これで前半終了。

後半頭の第3ステージは「22世紀につなげたい私が選ぶ邦人合唱作品[混声編]」の5曲。ちなみに、Kuukaiが[男声編]集めてますので皆さん投票しましょう。女性編はどこがやるんだろう(笑)?

5曲中3曲が三善晃で、残りが武満徹と佐藤眞、です。曲名は良いですね(笑)。三善晃の混声曲をやらせたら宇宙一な合唱団であり、しかも指揮が栗山先生でピアノが寺嶋陸也氏です。凄かったです。こんな「生きる」を生で聴けるなんて。超スローテンポで一瞬のけぞりましたが(笑)。「かどで」「地球へのピクニック」も良かったですね。

ああ、2年ほど前にフランスで「かどで」をやった時に、「娘よ」を上声部につられて「さよめよ」と歌ってしまい、トラウマになってまして(まあ、結果1位だったから良いんですけど。)、この曲どっかでリヴェンジしたかったりするんだよね、とかワケの分からないことを記しておきます。

ラストの第4ステージは武満徹『Songs』を寺嶋陸也氏が編曲したもので構成。委嘱初演になりますね。全7曲。著名な、誰でも知っている曲ばかりですが、この度混声合唱版として完成、といったところでしょうか。武満徹の遺志を継承する、素晴らしいアレンジ、そして見事な演奏でした。

アンコールは新実徳英の「あなたはどこに」、そして三善晃編曲による"Over the Rainbow"でした。後者について言っておきますと、私も混ざりました。この曲が始まる前に、客席からゾロゾロ人がステージに上がったのが見えたと思うのですが、要するにコーロ・カロスのメンバ達です。一応、震災で犠牲になった方々の追悼と、一刻も早い復興を祈念して、という趣旨でした。万感の思いを込めて歌いましたよ。

以上です。全体として、非常にこってりと、そしてまた充実感のあるコンサートでした。次回はいつになるんでしょうね。

と、云う事で。

昨日になりますが、新日本フィルの特別演奏会を聴きに、サントリーホールまで出向いて参りました。

指揮はダニエル・ハーディング。演目はG.マーラーの『交響曲第5番嬰ハ短調』、でした。

はじめに、震災で亡くなった方々に対する追悼の意を込めて、E.エルガーの『エニグマ』より第9変奏「ニムロッド」が演奏されました。

この演奏会自体、3月に予定されていたものが約3ヶ月延期された、ということになります。時間の経つのは早いですね。しかし、あの震災を私たちは決して忘れてはならないのです。

そして『第5番』。マーラーの交響曲中最もポピュラーなものではないかと思います。ある意味、非常に古典的な作風ですし、起伏に富み、なおかつ暗から明へ、という流れが見て取りやすく、その辺りのことが聴くものに解放感を感じさせる、ワケです。

そんな5番をハーディングは、ホルン、トランペットその他のソリスト達を見事に歌わせ、かつまたオーケストラも見事に歌わせ、同時にガッチリとした構造も組み上げる、という具合に、非常にダイナミックかつロマンティックに仕上げていました。マーラーですから、楽器は多様で、かつまた楽隊も大人数。そんなオケを統御しきったハーディングの統率力には実に非凡なものがありますね。御年35歳。これからが本当に期待できる指揮者の一人ではないかと思います。

と、云う事で。

私設サイトの映画紹介欄に、周防正行が監督・構成をした映画『ダンシング・チャップリン』を追加しています。

周防正行の妻である元バレリーナ・草刈民代に捧げられた作品、ともとれるのですが要するにバレエ映画です。2幕構成からなるこの作品、要するにローラン・プティのバレエ『ダンシング・チャップリン』(原題Charlot Danse avec Nous)を映画としてまとめると同時に、それの周防さん視点のメイキングを作って同時上映している、ということになりますでしょうか。前者が第2幕「バレエ」で、後者が第1幕「アプローチ」、です。

4/16に公開されて、ロングランとなっています。さすが、と言うべきか。ちなみに、私が観たのは5/30。評論遅くてごめんなさい...。『アシタ ノ キョウカ』とかがあって忙しかったんですよ~、とか言い訳にしちゃダメですよね。一昨日観た『ブラックスワン』評はなるべく早く書きたいと思います。おお、ここんとこバレエづいてますね。

次回観に行くのはダニー・ボイル『127時間』か海賊のやつになると思います。今年は7月までで計8本になるから、近年では割と良いペース、かな。それもそうなんですが、『アシタ ノ キョウカ』が終わって色々なことがかなり楽になったのは事実ですね。コンサートとか行きまくってるし。

と、云う事で。

昨日になりますが、メトロポリタン・オペラの来日公演を聴きにNHKホールまで行って来ました。この日の演目はG.プッチーニ作曲の『ラ・ボエーム』。震災の影響のもと、指揮者がJ.レヴァインからF.ルイジに変わった他、主要キャストはほぼ入れ替わってしまうという大変な事態になっていたのですが、払い戻しはない、ということなのでこれは観るしかない、ということになりました。まあ、実際のところ杞憂に過ぎませんでしたが。

19時開演なので、マリスステラコンサートが行なわれていたみなとみらいから東横線に乗ってひた走り。実質駅からホールまでの徒歩移動の方がくたびれました。そんな話はさておいて、と。

肝心の主役陣は、ミミがバルバラ・フリットリ、ロドルフォがマルセロ・アルバレス、ムゼッタがスザンナ・フィリップス、マルチェロがマリウシュ・クヴィエチェン。このうち、ミミがアンナ・ネトレプコ、ロドルフォがジョセフ・カレヤからの交代でして、実質一番大事な二人が代役、となります。

フリットリは今回の来日公演で『ドン・カルロ』に出演予定だったものを急遽変更、アルバレスはどの時点で代役として抜擢されたのか良く分からないくらいの急遽な変更、なわけですね。正直、「ダイジョブなの?」と思わずにはいられませんでした。

しかし、圧倒的な臨場感を持つ第1幕を観て、疑念は払拭。まあ、メトが擁するソロ歌手達は、とんでもないです。槍が降ろうが何が振ろうが、クオリティを絶対に下げない、という姿勢には頭が下がるわけです。ネトレプコで聴きたかった、というのは本音ではありますが、フリットリのミミは全然悪くないですし、アルバレスに至っては「この人凄いな・・・」、という発見をさせて頂きました。今後の活躍がホントに期待出来そう。

歌手達が素晴らしいのも勿論なのですが、やはりメトの管弦楽団も素晴らしいもので、各楽器は後期ロマン派の決して易しくはないはずのフレーズ群をこれ以上ないんじゃないかという形でトレースしていました。ルイジの統率力も大変なものですね。

さて、この公演、今回の来日公演のラストに当たってまして、そのためカーテンコールは長いこと長いこと。全キャスト、管弦楽団、裏方までが表われて、公演を締めくくってました。ちょっと感無量、でしたね。

人集めやら説得やらギャラの再交渉やら何やら、ホントに大変な来日公演だったのではないかと思います。それを全く感じさせないプロ根性を見せて貰いました。ありがとう!

と、云う事で。

昨日になりますが、第4回目となるマリスステラコンサートを聴きに、横浜のみなとみらい大ホールまで行って参りました。以下、簡単に感想などを。というか、この後のメトが圧倒的すぎて実はあんまり覚えていなかったり、なのです・・・。

さてさて、まずはこのコンサートの構成メンバである5大学合唱団の演奏。横浜市大混声は寺嶋陸也『みち』から8曲を抜粋したものがメイン。ややパート・バランスに問題があるように思いましたが、丁寧でメリハリの効いた演奏だったと思います。

千葉大はこれも寺嶋陸也によるカンタータ『伊邪那岐・伊邪那美』からI、IIをメインに。続く宇都宮大学は林光の『狼森と笊森、盗森』短縮版をメインに。どちらも、演奏自体は大変良かったのですが、とても長かったです(笑)。お疲れ様でした。このコンサート、8ステージまであるわけで、聴衆が集中力を保つためには各ステージはもっと短くした方が良いんじゃない、とか思ってしまったのでした。実はこの辺、かなりうとうとしてたことを告白しておきます。

山梨大学は林光による宮沢賢治ものをメインに据えた構成。長らくこの合唱団を支えてきた中核メンバが抜けた穴をどうするのか、と思ってちょっとハラハラしつつ聴かせて頂きました。色々と課題はありますが、きっと良い方向に向かうのでは、ということを感じさせる演奏でした。

慶應義塾大学楽友会は5大学の中では唯一寺嶋陸也氏の曲を演奏しない、という構成。このコンサート、NHKホールに向かう必要があるため6ステージで抜けたのですが、その中ではこの楽友会の演奏が最も印象に残りました。H.Howellsの"Take Him, Earth, for Cherishing"が良かったです。重厚な音を響かせていました。

私にとってのラストは6番目の1年生ステージ。T.タリスですとか木下牧子ですとかK.ニューステッドですとか、背伸びしない選曲で、非常にさわやかな良い演奏だったと思います。まあ、タリスをやる人数ではないですが。1年生ってことは大半が初心者。こういうコンサートで合唱人としてのスタートを切れるのは幸せなことだと思います。これからもがんばって下さい。

以上です。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、今野敏による「奏者水滸伝」シリーズ第4弾『白の暗殺教団』再文庫化版を追加しています。オリジナルは1986年に『超人暗殺団』というタイトルで出ていました。

今回はベーシストの遠田宗春が主役。でも、もうベーシストだということはかすんできています。ほぼ全面的に超人格闘バトル小説となってますね。『北斗の拳』、あるいは『ドラゴンボール』みたい?うーん、いかにも1980年代ですね~。

と、云う事で。

昨日(6/15)になりますが、リコーディングのため渋谷の某放送局スタジオに出向いて参りました。

某番組のテーマ曲になるんでしょうか。何年かに分けて放映されてるやつね。TV見ないんで良く分かんないんですけど。作曲は久石譲さんです。今回は指揮もして頂きました。

発声入れて1時間くらいでしたがそこそこ消耗。リコーディングって、何だかんだ結構緊張しますね。

と、云う事で。

一昨日(6/13)になりますが、英国の合唱アンサンブル=タリススコラーズ(Tallis Scholars)の東京公演@タケミツメモリアルホールを聴いて参りました。

編成はS4、A2、T2、B2の10人。指揮は勿論ピーター・フィリップス(Peter Phillips)。曲目は次の通りです。

トマス・ルイス・デ・ビクトリア(Tomás Luis de Victoria): 五旬祭の日が来たりし時
トマス・ルイス・デ・ビクトリア: 聖金曜日のためのエレミアの哀歌
セバスティアン・デ・ビバンコ(Sebastian de Vivanco): わが愛する者はいばらの中のゆりのごとし
セバスティアン・デ・ビバンコ: 第8旋法のマニフィカト
休憩
トマス・ルイス・デ・ビクトリア: レクイエム

スペイン特集で、基本的には没後400年のビクトリアを中心に据えたプログラムでした。前後半とも40分位でしたが、各声部殆ど歌いっぱなしですから結構大変、なはず。私には無理(笑)。しかし、当然のことながらこの人達は歌い続けても全く力が落ちません。

前半には聴いたことのなかった曲も含まれていますが、今回の目玉はやはりビクトリア。英国の合唱団ではありますが、スペイン気質みたいなものを随所に織り交ぜ、見事な音像を形成していました。やはり、鍛えられ方が違う、という感じですね。倍音鳴りっぱなし、ハモりっぱなし、個人的にはウルウルしっぱなし、でした。

タケミツメモリアルホールは結構大きいのでやや危惧していたのですが、杞憂でした。そうですねぇ、ホール中鳴りまくり、です。しかも、全くうるさくなく、包み込まれるように豊かな響きの中で過ごした1時間半ほどでした。至福の時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました。

アンコールはやはりスペインの作曲家アロンソ・ロボ(Alonso Lobo): わがハープは悲しみの音に変わり、でした。

と、云う事で。

週末二日間にわたり(6/11-12)、『JCDA合唱の祭典2011 ~第12回北とぴあ合唱フェスティバル~』に顔を出して参りました。ちょっとだけ感想などを。

11日は色々企画されていたモノには参加せず(E.ウィテカーによる公開レッスンをみる予定だったのですが、彼の来日が遅れ中止になったためです。)、翌日久々に東京で演奏することになっている三重県のVocal Ensemble≪EST≫の練習にお邪魔しました。ああ、私元団員です。

この日は文京区で練習が入ってましたので、適当にお茶などをしてから後そっちに行きまして、そちらが終了後再び王子に戻ってESTの皆様と飲んでました。

日が明けて12日。お昼過ぎから王子入りして、E.ウィテカー氏による、県立福島高校の合唱指導を見学。私の曲ではコトバが全て、ですとか、合唱団との関係作りのためにこんな工夫をしてるんだよ、みたいな話が印象的でした。

14時からはウィテカー氏による講習会。ヴァーチュアル・クワイアの話、そして自分の来歴についての話があった後、質疑応答となりました。うーん、本質的な質問が多かったですね。そりゃ答えにくいって。それでも自分に引きつけて何事かを語ってしまうウィテカー氏は素晴らしい、とは思いました。ちなみに、ヴァーチュアル・クワイアについてはウィテカー氏が展開している下記サイトをご覧下さい。

ヴァーチュアル・クワイア

講習会終了後はお茶。その後いよいよ17:30より、『クロージングコンサート<世界の現代(いま)を聴くVol.2 エリック・ウィテカー>』の開始です。Vol.1を聴いた記憶があるのだけれど、正しいかな?

全部で9団体+全体合唱で、ウィテカー氏の曲を20曲。主なものはほぼ網羅、ですが、"Leonardo..."と"i thank You..."がなかったですね。いっそのことそこまでやって欲しかったかな。時間はもう少々OKっぽかったし。

取り敢えず、全部の団体について、そして各々の曲について細々と書くのはやめときます。全体としてヴァラエティに富んだ非常に充実したコンサートでして、私の後ろで聴いていた某M総合高校の生徒達も、「これ2,500円ってあり得なくね?」と言っていましたけれどその通りだと思いました。

でも、ESTについては書かないといけないので一言。曲の構造を個々人がしっかりと把握している、というのが強く感じられました。だから、演奏がダレません。ピントが合ってる、って感じですね。前日の時よりも人が増えてパートバランスもぐっと良くなってました。欲を言えば、もう1曲聴きたかったな。せっかく東京まで来てるのに、とは思いました。

もう一つ。元EST団員のいるharmonia ensembleについても一言。本当に素晴らしい演奏でした。つい1週間前にトゥールで行なわれていたフロリレージュ国際合唱コンクールでグランプリをとっての凱旋演奏でしたが、うーん、圧倒的、でしたね。この団体が演奏するルネサンスものなども聴きたくなってしまいました。なので、6/25の第2回定演には足を運ぼうかな、などとも考えています。コンクールでやった曲を演奏するみたいですね。下記参照。ちなみに、来年のユーロピアン・グランプリはスロヴェニア開催。となると4月、でしょうか。がんばって下さい。

harmonia ensembleの公式サイト

そんなところです。

私設サイトの書籍紹介欄に、貴志祐介による一大巨編『悪の教典』を追加しています。

上下2巻あります。確かに物凄いヴォリューム、ですね。でも、読み出したら止まらない、という感じなのですぐに読み終えてしまえるでしょう。

誠に凄まじいお話で、直木賞受賞の『黒い家』から10数年を経て、こういうところに到達したのだな、という感慨を抱きました。そうですねー、著者の最高傑作に挙げる人もいるんじゃないでしょうか。

と、云う事で。

昨日(6/9)になりますが、長いこと稽古してきました『アシタ ノ キョウカ』が千秋楽となりました。

震災による延期、間に入る様々なイヴェント等を乗り越えての公演でした。平日の夜という来場しにくい公演であるにも関わらず存外多くの方に見て頂きまして、誠に感無量、でした。

ここまで演劇的なものはやったことがありませんので、新鮮であると同時に、やや自分がここにいる意味って何だろう感も感じていました。そうですねー、この作品、合唱部分が少ないんですよね。特に男声は。この辺はちょっと残念な部分です。

それはおくとしまして、今回は反省無しです。歌うべきところはキチンと歌えた、チケット全部捌けた、良くスケジュール調整できた、等々、自分は結構凄いんじゃないか、なんてこともちょっと思いました。もう一回同じくらいのことをやれって言ってもまず出来ないでしょうね。なので反省点は無し、です。これ以上のことは出来ません。出来ないので反省しても意味ないのです。

まあ、スタッフ(広報)としての反省点はあるのですがそれは別の話、ですね。

以上、ごく雑ぱくな感想でした。

と、云う事で。

昨日コーロ・カロスによる久々の公演『アシタ ノ キョウカ』が渋谷で行なわれまして、これに出演しました。全体的な感想は後でまとめて書きますが、本日は二日目、そして最終日、となります。

昨日の公演を踏まえての修正、変更が多々入るのでは、と思っています。指揮が見えにくい、舞台の形に慣れていない、というのがかなり重大な問題で、慣れてしまえば大丈夫なのかも知れませんが時間は余りありません。

取り敢えず、本日の公演、是非ご覧下さい。昨日と同じ19:15開演。場所も同じ渋谷の文化総合センター大和田さくらホール、です。

昨日の公演にいらしたかたも、もう一度観て頂けると非常に嬉しいです。正直なところ、1回では理解しにくいのでは?、と思っています。

と、云う事で。

とうとうこの日がやってきました。

震災の影響により延期されていた私の所属するコーロ・カロスによる委嘱新作合唱オペラ『アシタ ノ キョウカ』公演ですが、いよいよ本日6/8(水)と明日6/9(木)に開催されます。

どちらも19:15開演。場所は渋谷の文化総合センター大和田さくらホール、です。

一同、長い時間をかけて取り組んできました。ご来場される皆様には心から楽しんでいって欲しい、と思います。

お昼前に渋谷入りして、午後から場当たり、そしてランスルーへと向かう予定です。最後まで、気を引き締めて参りたいと思います。ご期待下さい。

と、云う事で。

毎年NBA Finalsについては言及してきた私ですが、『アシタ ノ キョウカ』などなどを抱えている今年は無理、って感じで、全然みる時間ないし、そもそもいつやっているのかも良く分からない始末。

それでも、一応確認しました。今年のFinalsはヒートとマヴェリックスの対戦になってますね。日本時間6/6の時点でヒートが2-1でリード。レブロン・ジェイムズの加入、ドゥウェイン・ウェイドの成長を考えると、このまま行くのでは、とも思いますが、どうなることやら。若い二人を擁するヒートに対するマヴェリックスはと言えば、ベテランのジェイソン・キッド、ダーク・ノヴィツキーが軸な訳ですが、要するにこの対決、NBAの新旧対決、という様相も孕んでますね。

まあ、そんな感じでとても面白いんですがみる暇ありません(笑)。土日は少し暇になるかな。ならないかな。不明(笑)。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、佐藤友哉による6/25に映画も公開される超話題作『デンデラ』文庫版を追加しています。

映画はと言いますと、天願大介(てんがん・だいすけ)が監督し、主演には浅丘ルリ子を起用。その他倍賞美津子、山本陽子、草笛光子といった方々が出演している超大作と思われる作品です。ちょっと楽しみですね。

基本的に「姥捨て」された老女達を登場人物とするパニック小説なのですけれど、やっぱり佐藤友哉、なところが満載。ここから入るとそういうことは分からないはずなのですけれど、ここから入るのも逆にあり、とも言えます。映画ではその独特な無機質的というか記号的な味わいが出しにくいんじゃないかと勝手に考えている佐藤友哉ワールドをお楽しみ下さい。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、冲方丁による「マルドゥック」シリーズ初の短編集『マルドゥック・フラグメンツ』を追加しています。最初から文庫での刊行です。

収められている作品は、『マルドゥック・スクランブル』初期原稿の一部を除けば2003年発表のものから書き下ろしまで、とかなり長いスパンの中で書かれてきたもの、と言うことが出来ます。正典3部作(『スクランブル』、『ヴェロシティ』、『アノニマス』)には書かれていない、あるいは書かれないだろう様々な出来事がそこに描かれています。是非ご一読を。と言いますか、正典を読んでいる人はほぼ間違いなく読むことになるのでしょう。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、冲方丁による2002年発表のSFハードボイルド作品『微睡(まどろ)みのセフィロト』ハヤカワ文庫版を追加しています。

2002年と言えば、『マルドゥック・スクランブル』刊行の前年。そこで行なわれることは大変画期的なことであるわけですが、コンパクトな作品ながらそこに向かうプロセスと言いますか、そういうことを感じ取れる作品だと思います。是非ご一読を。

と、云う事で。

6月に入ってしまいまして、いよいよ公演まで1週間じゃん、なわけですが、私の販売したチケット枚数がとうとう20の大台を超えて参りました。

先週の金曜日(5/27)、そして今週の火曜日(5/31)の営業、が大きかったですね。昔の知り合いの集まりだの出身ゼミだのに顔を出していました。練習がたまたま入っていない、という条件も重要でした。

まだ結構捌けそうなんですけど、営業活動が可能な時間も限られてます。なので、25-6枚くらいが限界でしょうか。いずれにしましても、より多くの人にご来場頂いて、楽しんでいって欲しい、ということに変わりはありません。

と、云う事で。