2013年8月アーカイブ

私設サイトのDVD紹介欄に、ピーター・ジャクソン監督による新たな3部作『ホビット』の第1弾「思いがけない冒険」を追加しています。

お分かりのことと思いますが、『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚です。フロドの養父ビルボ・バギンズの若かりし日の冒険がつづられます。

この監督のこと、さすがに丁寧でしっかりした作りになっています。続きにも期待しましょう。

と、云う事で。

私設サイトのDVD紹介欄に、ラッセ・ハルストレムによる2011年公開の映画『砂漠でサーモン・フィッシングを』を追加しています。

非常に面白いですね。イエメンで鮭釣りをしよう、という結構無茶な構想を巡る恋愛コメディですが、社会派ドラマとしても優れていると思います。全体のトーンとしてはやや明るめのハルストレム作品、になっています。是非ご覧ください。

と、云う事で。

昨日までの3日間、暑い、というわけでもなかった首都圏を離れ、北の温泉地で行なわれておりました、第34回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに参加してまいりました。簡単にご報告を。

私が参加しましたのは合唱部門。今回演奏する曲は昨年すみだトリフォニーホールで歌ったばかりのヨハネス・ブラームス『ドイツ・レクイエム』。合唱のアカデミー、本来は木曜日からの4日間ですが、私自身は諸事情で金曜夜からの参加となりました。

さてさて、この大曲、さすがにフル・オーケストラ版は編成的および会場の規模的に難しかったようで、小規模オーケストラ用に編成しなおしたインゴ・シュルツ版(2010年初演)のスコアが用いられました。

指揮はミラン・トルコヴィッチ、合唱は草津アカデミー合唱団(合唱指揮:栗山文昭)、管弦楽は草津フェスティヴァル・オーケストラ、ソリストはソプラノがジェンマ・ベルタニョッリ、バリトンが太田直樹、という布陣でした(以上、敬称略)。

流麗にして壮大な、言わずと知れた名曲ですが、演奏自体が大変困難であるのも確か。ほぼ全面的に合唱曲と言って良い曲ですので、総勢95名ほどの合唱団員にも、精神的肉体的ともにかなりの重圧がかかります。覚悟はして行きましたが、個人的にはなかなかの難行苦行でしたね。

難行苦行(?)の成果を見せる演奏会については、技術的なことはさておきまして、全体として、イモーショナルで、ある意味暖かさに満ちたパフォーマンスができていたのではないかな、と思いました。いかがでしたでしょうか。この曲に込められたメッセージが、詰めかけて頂いた皆様に少しでも伝わったとすれば、幸いです。

次回出演は、9/29@長野、となりそうです。再び祈りの音楽を演奏します。ご期待ください。

と、云う事で。

昨日になりますが、三重県文化会館大ホールで行なわれておりました、全日本合唱コンクールの三重県大会、にさりげなく出演してまいりました。以下、簡単にご報告などを。

当然なんですが、ヴォーカルアンサンブル≪EST≫の一員としての出演です。結構悩んだんですが、秋のコンサートにかかわる関係で、更には全国大会が千葉である関係で、何とかそこまで進むために少しでも力になれないかな、と思った次第です。

それはともかく、私たちの演奏曲は課題曲がG2、A.コープランドの"Have mercy on us"、そして自由曲がE.ウィテカーの"Alleluia"。どちらもアメリカの作曲家による作品ですね。

まだまだ色々と課題はありますが(ホントに色々となんですが...)、聴いて下さった皆様には何かを感じていただけたのではないか、と思いました。まあ、詳しいことは本人から聞いてください(笑)。

ちなみに、厳正なる審査の結果、中部大会へと駒を進めることになりました。やったー。中部大会は、9/29(日)@長野、です。苦肉の策を弄する気は、ありませんよ(笑)。まっすぐに良い音楽をするだけです。取り敢えず、私の家からは三重よりはやや近いのが嬉しいですね。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、京極夏彦による妖怪珍道中小説第2弾、『豆腐小僧双六道中 おやすみ』文庫版を追加しています。

『ふりだし』に続く第2弾です。となると、完結篇は『あがり』なんでしょうけれど、いつ書かれることになるのやら。

それはともかく、徹頭徹尾説明っぽい作品なのですが、それが結構大きな仕掛けの一部になっている辺りが非常に面白いと思います。まあ、そうですよね(笑)。

何の事だか分からないかも知れませんが、気になったら取り敢えずお読みください。大変楽しめるとともに、色々な意味でとてもためになる読物でもあります。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、浦賀和宏による2002年発表の長編小説『こわれもの』文庫版を追加しています。

文庫化に11年。今回はかなり良いセールスとなっている模様ですが、それにしてもこれだけの作品が何故、という気もします。本当に面白いです。

ちなみに、劇中作『スニヴィライゼイション』のタイトルはOrbitalの3rdアルバムからとられてますが、本体のタイトル『こわれもの』(=Fragile)はYesのかの有名な4thアルバムのタイトルからとられています。

と、云う事で。

去る8/3(土)、クリスティアン・アルミンク(Christian Arming)氏の新日フィル音楽監督としての最終公演を聴きに、すみだトリフォニーホールまで出向いてまいりました。以下、ごくごく簡単にリポートなどを。

ここ数年、ほぼ1年に1回くらいのペースでその公演に合唱団員として参加させていただいて参りましたアルミンク氏も、10年間にわたる新日フィル音楽監督の立場を離れる、ということになるわけです。

最後の公演に選んだ曲は、G.マーラーの『交響曲第3番』。アルト・ソロは一昨年の『トリスタンとイゾルデ』での歌唱が本当に鮮烈だった藤村実穂子さん、女声合唱に私も常日頃お世話になっております栗友会合唱団、児童合唱に東京少年少女合唱隊という陣容です。

何しろ長い曲ですが(100分くらい)、最後まで、と言いますか後ろに行くにしたがってどんどん集中度が高まっていくような、実に密度の濃い演奏だったと思います。藤村さんの歌唱はやはり素晴らしいものでしたし、特に、誠に美しい6楽章の、何とも精緻な編み上げぶりには感銘を受けました。

次の来日はいつになるのでしょうか。できれば合唱のある曲を、などと期待を込めてここに記しておきますが、更に研鑽を積んで、お迎えできたら良いな、と思います。

と、云う事で。

下記に貼り付けましたのは、10月20日(日)に三重県津市、10月26日(土)に東京都渋谷区で行なわれるharmonia + ≪EST≫コンサートのチラシです。

注意点ですが、合同演奏の予定だった三宅悠太氏の委嘱初演曲については、事情によりキャンセル。2011年に創る会が委嘱した『祈る』を演奏することになっています。

私はどうするのか、ということになりますが、乗れるところは何とか乗る、という感じでスケジュールを組んでいます。

チケットなどをご所望の方は、取り敢えず私にご一報いただければと思います。ちなみに、キャパの関係で東京分が手に入りにくい、かも知れません。

と、云う事で。

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私設サイトの書籍紹介欄に、有栖川有栖による4本の中短編からなる作品集『長い廊下のある家』文庫版を追加しています。単行本刊は2010年、カッパ・ノベルスを経ての文庫化、となります。

典型的な本格ミステリを表題作に据えていますが、2作目以降段々とそうでない方向にシフトしていきます。良く考えられた構成、ですね。4本ですが、ある意味実にヴァラエティ豊かな作品集になっていると思います。

と、云う事で。