Bulgariaの最近のブログ記事

いよいよ大詰め。11日からの渡欧を前に、津市内で最終調整合宿が行なわれました。以下簡単に。

8日の練習はお昼くらいから。NHK津支局の取材が入りました。これ、大事なことですね。放送は12日らしいです。18:30からの『ホッとイブニングみえ』の中で8分ほどの枠が設けられているそうです。誰か、録画してどっかの投稿サイトに上げて下さい。とか言って、それって犯罪か。やっぱりやめてね(笑)。

この日の練習はグランプリで歌う8曲の掘り下げ。1曲1曲掘り下げに掘り下げました。例の曲の振り付けにも大きな変化が。最後に8曲の初通しをしましたが、ペース配分が結構難しい、ということが明らかに。大移動に伴うバランスの崩れ、みたいなことが起きる心配もちょっとあります。頭の中でシミュレーションを繰り返して臨まないといけませんね。

練習が終わったのは20時位で、適当にご飯を食べて翌日の練習会場にもなっている宿舎へと。寝る前に小一時間使って夕方の通しをみんなで聴き直してました。思うにこういう積み重ねが大変大事。コンクールだからここまでやる、のではなく、実のところ全ての演奏会についてこれくらいやらないと、と思ったりもするのです。

余り寝られていない状態で翌9日の練習へと。ブルガリアでは、ドブリッチとソフィアでコンサートをしますので、その曲も扱いました。個人的には、武満さくらと、ブルガリアの作曲家ドーブリ・フリストフの曲を超絶的にキレイに歌いたいですね。この2曲は絶対ウケるはず。

グランプリ曲は更に掘り下げて、夕方には再び全曲通し。ちょっと慣れてきたかな、というところです。向こうでもやらないといけませんね。でも、時間あるのかな?後は時間との戦い、という気もし始めています。飛行機の中とか、バスの中でどれだけ休めるか、そして譜読みなどを出来るか、が大事なのでしょう。

ちなみに、最後まで悩むのはラインベルガとプーランクかな~、と思っていたり。ラインベルガはかなり良くなったんですが、昨年墓参りまでしてきた(ホントです。)プーランクはもっと上手くなれるはず、と思ってます。ダイナミクス、フレージング、語尾の処理、ピッチ等々、改善出来る点多々ありです。改善出来る余地を100%埋めて本番に臨みたいですね。

怒濤の合宿も夜には終わり、終電間際ののぞみで帰ってきましたが、これでようやく三重県との往復も一段落。それなりに大変な4ヶ月強でした。次は何時出向くことになるやら。

明朝出発なのでこんなところで。次回書き込みはフランクフルトかソフィアですることになるんじゃないか、と。

と、云う事で。

三日ほど前の話になります。5/3はGW三重合宿の最終日。かれこれ三重滞在も長引いてますし、前の日がコンサートでしたので、それなりな疲労感を感じつつ鈴鹿へと。ぼちぼち参集した皆さんはどう見ても疲れ気味。でも、元気な人は元気。

でも、この日の練習を発案したのはどうやら私らしいので、少なくとも私はしっかりしないといけません。しっかりしてましたが(とか言いつつ、毎回飲んでる「飲むブルガリア・ヨーグルト」こぼしましたが...ごめんなさい。)。まずは前日の録音を聴きつつ、全体で反省などを出し合いました。まとめますと、課題は、フレージング、発音、ハーモニー、表現ですね。

ああ、要するにまだまだじゃん、ということです(笑)。てなわけで、全てにおいてまだ詰めるべきところがある、ということになりますね。まあ、やるべきことが多くて、更にはかなりはっきりしているのは良いことでしょう。一つ一つの課題を、個人個人、そして全体として解決していかねば、と思います。

音楽監督がみえてからの練習は、全体としてやはり声が乗らない感じ、でしょうか。やや不完全燃焼な練習に終わりました。でも、これはこれで収穫だったんじゃないかな、と思います。ハード・スケジュールはブルガリアでも経験することですからね。十分に休息をとって(仕事のある人もいますけどね。)集まることになる週末最終合宿ではきっとすごいサウンドが出せるんじゃないか、と今からワクワクしてます。

と、云う事で。

一昨日になりますが、既に書いております通り、三重県津市のリージョンプラザお城ホールにて、「平成22年度津市文化振興事業郷土シリーズ ヴォーカルアンサンブル≪EST≫コンサート ~ヨーロピアングランプリコンクール出場記念~」が行なわれました。18時開演で終わったのは20時頃。歌あり踊りありの楽しいコンサート、だったのかどうか分かりませんが、取り敢えずブルガリア前のお披露目として、来て頂いたお客様に対して最大限のサーヴィス提供は出来たのではないかと思います。いかがでしたでしょうか。

ところで、いわゆる「津市リージョン」ですが、キャパ650人の中規模ホールで、非常に歌いやすかった、ですね。実は私の立ち位置の真横に反響板がありまして、ほとんどお風呂状態。まあ、大きな声を出す必要はないホールですし、兎に角絞りに絞った倍音満載の声を出すことを心がけました。それがベースのつとめというものです。

お客さんの反応としては、やはりグランプリ曲でまとめた3ステージの完成度が高かった、ということらしいです。でも内部的には色々と思うところもあります。致命的なミスもあった3ステージに問題が多いことを実は良く理解していたりするのですが、更に云えば、宗教曲でまとめた1ステージの曲たちが実はとんでもなく大変なことが良く分かったこと、更には日本語曲から構成される4ステージとアンコールの曲たちがいかにも難しそうに聞こえてしまっていたのではないかということ、といった辺りが、個人的な反省点です。

ちょっと詳しく書くならば、要するに、基本的には3ステージでやったどの曲よりも技術的に難しくないはずの曲群が、実のところまださほど良い形で歌えていない、ということです。これ、解決には結構時間がかかりそうな気がします。発声ですとか、個々人が持つべき音楽のイメージといったようなかなり本質的なことが絡んでますので。

コンサート後は特に決まった打ち上げもなく流れ解散。翌5月3日はどうやら私の案、というかせいで練習になったらしく(そうでしたっけ?覚えてない(笑))、そのせいもありますがグランプリ前ですからね。兎に角休め、ということです。そんなわけで、有志でお茶をした後、津駅前のホテルに帰投しました。

と、云う事で。

一昨日の練習に関してです。ごくごく簡単に記すことにします。

翌日がコンサートですから、全ての曲についての総まとめを。グランプリで歌う曲の充実振りはかなりなものだと思うのですが、その他の曲にやや問題が。個人的には、プーランクの'O magnum mysterium'と信長編曲の日本語唱歌群、そして『ルパン三世のテーマ』がまだまだかな、などと。

この辺の曲については、リズム読みを究極まで厳格にし、更には指揮者のテンポ変化に完璧にシンクロすることと、純正律でキチンとハーモニーを作ることが必要ですね。こういうことを実現するには、結局のところ練習時間をかけるしかないわけで、グランプリ曲に比べるとやや完成度が落ちてしまうのはやむを得ない、のかも知れません。しかし、演奏する以上は、出来ることは全部やって臨まねば、と思います。

これらの曲はブルガリアでも演奏することになりますが、そこでの聴衆は我々の演奏を次に聴く機会は多分ありません。なので、やはり最高のものをお聴かせしたいものです。

そんなことを考えつつ、翌日のコンサートに備え就寝したのでした。

と、云う事で。

津市内で4泊しての練習初日です。ちなみにこの日の練習は鈴鹿市内。

重い荷物を携えて現地入り。この日はオペラ歌手の馬場さんという方をお招きしてドイツ語やイタリア語、そして振り付けなどを見て頂きました。こういうプロの方のご協力というのは非常に重要ですね。かなり細かいところまで見て頂けたので、相当な改善が図られたんじゃないかと思います。まあ、兎にも角にも、歌って本当に難しいですね。プロとアマでは全ての点で大違い。

ところで、この日の全体の流れとしては、5/2コンサートの1ステージ(宗教曲)、3ステージ(グランプリ曲)の総ざらい、ということになります。音程の決まりにくいところがまだ結構あるな、と思ったのですが(というかこれ、大半がベースパートです。死ぬほど気をつけないと。)、言葉の処理などについてはかなりの統一が図られたと思います。休んだ方々にちゃんと伝えていかないといけませんね。

練習後は早めに投宿して爆睡。30日はお休みです。津市って観光地でもないし、歩いて行ける場所に映画館などもないので暇がつぶしにくいですね。かと言って名古屋に出るのも面倒だし。基本ホテルで個人練習をしつつ、村上春樹を読む、ということになりそうです。そうそう、PCがあるから授業の準備も出来るな。

と、云う事で。

1-5 6-10 11-15 16-20 21-25 26-30 31