音楽活動の最近のブログ記事

去る3月24日、サントリーホールで行なわれておりました、新日フィルによるコンサート=山本直純 没後10年
「直純さんがやって来た」大音楽会に出演して参りました。以下、簡単に報告などを。

早いもので、もう10年になるんですね。指揮者として著名な方でしたが、実は楽曲も多数遺しておられます。その中から、オーケストラ曲を中心に、プログラムが組まれていました。

18時開演で、我々の出番は21時を回った頃、でしたでしょうか。3時間以上という、かなりなヴォリュームのコンサートでした。

今回歌いましたのは、寺山修司の詩を歌詞にした『田園わが愛』という曲です。ピアノ伴奏による版もありますが、今回はオケ版。指揮は秋山和慶氏、でした。今月2回目のご対面となりました。

別段芸術性が高いわけでもなく、私自身の体調が良いわけでもなく、さりとて寺山修司はやはり素晴らしいのでそれなりに愉しめたように思いました。

と、云う事で。

去る3/25(日)、かつしかシンフォニーヒルズで行なわれておりました、シンフォニーヒルズ少年少女合唱団の第8回定期演奏会を聴いて参りました。簡単に感想などを。

青砥ですから、近いですね。適当にお昼を食べてホールへと向かいます。なにげに寒い。

音楽監督と殆どの曲の指揮はバリトン歌手の宮本益光さんです。終始流麗かつ優雅に振っておられました。

プログラムは盛りだくさんな内容。会場にも来ていた加藤昌則さんの曲が半分くらい、でしたでしょうか。第2ステージと第6ステージはこの方の曲、あるいは編曲でした。

童声合唱の良さって言うのは、やっぱり声の均質性ですね。これは大人も見習うべきなんじゃないかと思います。キレイにハモりますし、言葉も良く分かります。

当然のように全曲暗譜。一丸となって音楽を作ろう、という強い意志が感じられました。これは決して簡単なことではないと思います。

それも含めまして、全体としてとても良く訓練された、そしてまた統制感のある演奏だったと思います。関係者の皆さん、そして出演者の皆さん、お疲れ様でした。

と、云う事で。

去る3月17日(土)、小雨がぱらつく中を八王子まで出向きまして、絹の道合唱団コンサート2012を聴いて参りました。指揮は同じ合唱団に所属しております横山琢哉氏です。以下簡単に感想などを。

八王子遠いです...。

というのは冗談ではなくホントのことで、いやー、遠いですね。家から3時間くらいかかりました。ケガしてるんで、乗り換えとか徒歩とかに時間がかかるせいもあるんですけどね。

遠いせいもあるんですが、この日は法事(お彼岸です。)があった関係で家を出るのが遅くなりまして、第1部はロビーで鑑賞。第2部からの鑑賞となりました。

第1部は芥川也寸志による『砂川』。この合唱団、要はうたごえ運動ですからね。外から聴いていても闘争の歴史を垣間見た気がするような、熱い演奏でした。日本の戦後、それは全ての人が何かしらの理念を持って生きていた、そんな時代だったのです、きっと。

第2部は加藤直+青島広志による合唱劇『星からとどいた歌』。こちらも政治的な作品ですが、基本はエコロジーです。エコロジーも大なり小なり政治的ですが。それは措きまして、この作品が世に出てから25年の歳月を経ても、人の世は代わり映えしてない、ですね。

こういうのを観て、「1980年代の人たちって、こんなこと考えてたんだ。」、と笑い飛ばせるような時代には、きっとならないのでしょうね。なって欲しいけど。

ある意味、きっとそこを目指していなかったんじゃ無いかと思うにもかかわらず普遍性を獲得してしまった感のある名作だと思いますが、兎にも角にもその稽古は途方もなく大変だったんじゃないか、と思いました。曲も高度に作られているし、動きまくりますからね。お疲れ様でした。とてもとても、感動的なステージでした。

と、云う事で。

去る3月9日(金)、すみだトリフォニーホールで行なわれておりました、新日本フィルによる「特別演奏会 すみだ平和祈念コンサート2012」に出演して参りました。

このコンサート、この時期に毎年行なわれているもので、要するに東京大空襲に合わせています。3月10日、ですね。周知の通り3月11日があの大震災の日ですから、併せて使者の冥福と一刻も早い復興を祈ろう、というコンセプトの元に行なわれた、ということになります。

曲はG.フォーレ作曲『レクイエムop.48』、です。指揮はジャン=クリストフ・スピノジ、ソリストはソプラノ:三宅理恵、バリトン:青山 貴という布陣。

さて、震災や空襲も大きな出来事ですが、昨年は家族に不幸がありまして、その意味でも非常に感慨深いレクイエム演奏となるだろう、と思っていたわけです。

しかしながら、1月24日に鎖骨を折った関係で事前練習には1度しか出られず。良く聴くけれど歌ったことのない曲ということもありまして、個人練習に相当な時間をかけ、ピアノ合わせやオケ合わせ、当日のG.P.には、かなりの集中力を持って臨みました。

コンサート直前にはややモティヴェーションを下げさせるような一幕もありましたが、スピノジ氏のこのコンサートにかける熱い思いが強烈に伝わってくる指揮っぷりに感じ入りつつ、祈りを込めて歌わせて頂きました。思いは届いたでしょうか。

次回本番は24日(土)の山本直純没後10周年記念コンサートとなります。代表作の一つである『田園・わが愛』を歌います。詩は尊敬して止まない詩人にして歌人の寺山修司によっています。何とぞご期待下さい。

と、云う事で。

続報です。sp_2012_01.jpg

海浜幕張は本年からですね。しかも、企画が立ったのが2月らしい、です。知らなくて当然(笑)。

一応スタッフに連絡を入れまして、パレードに加わることになりました。皆さんよろしくお願いしますね。ティン・ホイッスルくらいは持って行きます。何も吹けませんが。持ってくだけ(笑)。

貼り付けた画像は公式フライヤです。無断転載して宣伝させて頂きます。何とぞご了承下さい。

リンクも張っておきます。うーん、愉しそうでしょう?

セント・パトリック・デイ・パレード千葉

このブログをご覧の皆さん、緑色のものを身体に着けて是非お越し下さいませ!

と、云う事で。

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