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去る3月4日(日)、益田市の島根県立いわみ芸術劇場大ホールで行なわれておりました、広島交響楽団第19回島根定期演奏会に出演して参りました。指揮はかの秋山和慶氏、でした。

何だかんだで、ケガをおしての、2週にわたる第九出演です。飛行機とっちゃってましたからね。心配していた飛行機での往復もさほど問題なく、とは言え大変くたびれましたけれど。

そうですねー、今回はグラントワ合唱団+栗友会、という合唱団だったわけですが、これが非常に良い感じと言いますか。前週が前週なので比較しちゃうわけですけれど、うーん、良かったな、と。ちなみに広響の演奏もとても良かったです。

残念だったのは集客。ソリストもスーパーバリトンの福島明也さんを始めとして、実に素晴らしい面々だったんですけどね。そして、指揮は秋山和慶ですよ、秋山和慶!お天気の悪さが災いしましたかね~。

こんな生活をしているとケガはなかなか治りませんが(そういう問題じゃないって?)、次回出演はすぐ先。3/9にG.フォーレの『レクイエム』@すみだトリフォニーホールとなります。

と、云う事で。

去る2月25日(日)、両国国技館で行なわれておりましたすみだ第九2012に出演して参りました。所謂五千人の第九、というやつです。

取り敢えず、初参加です。指揮は円光寺雅彦、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団でした。

今日のこのようなイヴェントは殆ど震災復興と結びつけられておりますので、今回もそのような趣旨になっておりました。

1月24日に鎖骨を骨折して以来のステージとなりましたが、心を込めて歌わせて頂きました。

以上、簡単ながらご報告まで。

と、云う事で。

第54回目となるGrammy Awards 2012が発表になりましたね。めぼしい、というか私が気にしているところは次のような具合。

Record Of The Year : Adele "Rolling In The Deep"
Album Of The Year : Adele 21
Song Of The Year : Adele "Rolling In The Deep"
Best Pop Solo Performance : Adele "Someone Like You"
Best Pop Vocal Album : Adele 21
Best Dance/Electronica Album : Skrillex Scary Monsters And Nice Sprites
Best Rock Performance : Foo Fighters "Walk"
Best Hard Rock/Metal Performance : Foo Fighters "White Limo"
Best Rock Song : Foo Fighters "Walk"
Best Rock Album : Foo Fighters Wasting Light
Best Alternative Music Album : Bon Iver Bon Iver

AdeleとFoo Fightersがほぼ独占です。凄いですね。というか、逆に言えば去年はこれしかなかったのかも知れません。

ちなみに、Best Choral Performanceに、Eric WhitacreのLight & Goldが選ばれました。やりましたね。

と、云う事で。

1月20日(金)、川口総合文化センター・リリア音楽ホールで行なわれていた、女声合唱団翠声会II組 第6回演奏会を聴いて参りました。以下、簡単に感想などを。

19:15開演ですので、間に合いません。武蔵野線に快速みたいなのがあれば何とか、でしたがそれも無し。1ステージ目聞き逃しました。

第2ステージはジギスムント・フォン・ノイコムによる『ミサ曲 ハ長調』。確かにハ長調ですね(笑)。19世紀前半の曲と思われるのですが、結構ポリフォニックだし、メリスマも随所に盛り込まれてます。しかもCredoも含むフルコース。ソロ2名と合唱の掛け合いまであります。大がかりですね。とても楽しかったです。ご苦労様でした。

第3ステージは寺嶋陸也編による、宮崎駿アニメ名曲集『さくらんぼの実る頃』から5曲。これ、難しいんですよね。ピアノも凄まじいし。まあ、そうではあるのですが、表情豊かに、ごくごく丁寧に歌われていたように思います。難しさもところどころで感じましたが、それはそれ、非常に感動的な演奏でした。

第4ステージはこの日のメイン・ディッシュ。詩・宮本益光/曲・信長貴富による委嘱初演曲『うたうたう』、です。言葉とメロディの関わり合いが何とも絶妙な情感を醸し出していました。信長氏、何度も書いてますがこのところホントに充実してますよね。そんな新たな作品を歌える喜びもひとしお、という感じで、実に輝かしい、そしてまた温かさに満ちあふれた演奏だと思いました。

そうですねぇ、お天気悪かったんですけど、それも何となく吹き飛んだような気分になる、さわやかで、しかも音楽的にも充分に深い、愉しい演奏会でした。ありがとうございました。

と、云う事で。

去る1月15日(日)、渋谷の大和田さくらホールで行なわれておりました、樹の会による合唱演奏会『音楽の夕べvol.3 三善晃とともに』を聴いて参りました。以下、簡単に感想などを。

指揮は全て藤井宏樹氏、です。演奏は各ステージ毎に異なります。で、計7ステージ、というヴォリュームです。しかも三善晃です。ふう、お腹一杯。

第1ステージは樹の会ユースクワイア~奏(かなみ)~による『やさしさは愛じゃない』。樹の会は若い人多いですね。ユースだけでこの人数なんだ~、と思いました。難しい音も随所に混じってますが、そつなくこなす、という感じのさわやかかつ端正な演奏でした。

第2ステージは女声アンサンブルJuriによる『動物詩集』。女声版ですね。低音かなり低いな、と思いました。大変です...。男声アルト入れてちょうど良い?それは兎も角、12人くらいで歌っていたように記憶していますが、あのホールならちょうど良い感じ。さすがに声量ありますね。表現も非常に濃い。個人的にはこの日のベスト・パフォーマンスでした。

第3ステージはNekko Male Choirによる『一人は賑やか』。男声合唱+ピアノ連弾です。こういうのを聴くにつけ、いやー、良い曲書くな~、と思うのですが、いかがでしょうか。演奏も曲の良さをうまく引き出していて、とても良かったと思います。

第4ステージは余りにも著名な『三つの抒情』女声版。演奏ははるかさん。愛すべき小曲集を、本当にいとおしそうにお歌いになられていました。そうですねー、こういう曲は次世紀にも受け継がれていかなければなりませんね。

第5ステージは、とか言ってこの辺でそろそろ疲れて来ていたのですが(すいません...)、Ensemble PVDによる『四季に』。記憶が薄い(笑)。さすがに樹の会の中核メンバですので、非常にきっちりとしたたたずまいの演奏でした。

第6ステージは山梨と東京に分かれて活動することになったゆうかさんによる『五柳五酒』。疲れもピークでした(すいません...)。前にもコロ・フェスタかどこかで聴いたように思うのですが、良く練り込まれた演奏だと思いました。何度聴いても面白い曲ですね。

第7ステージは全員集合+NHK水戸児童合唱団による大曲『波』。パワフルですね。昨年3月末に行なわれる予定だったものが、延期されたコンサートな訳ですけれど、そうですねぇ、ここで敢えて、という意を汲みたいと思います。本当に大きな犠牲が出ました。日本再スタート、そんなことを願わずにはいられません。

アンコールは2曲。『夕焼け小焼け』と『Over the Rainbow』。異様なまでに濃い曲ばかりを続けてきて、愛唱歌的なものでしめる。良いですね~。ちょっとホッとしました。まあ、三善晃なので一筋縄ではいかないのですが...。

そんなところです。

ちなみに、全体として、ホールのサイズとはちょっと合わない気がしましたが、こればかりはやむを得ませんね。本来タケミツメモリアルで行なわれる予定だったわけで。震災は色々なものを我々から奪っていったのです。

と、云う事で。

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