音楽活動の最近のブログ記事

第11回目となるケルティック・クリスマスが、すみだトリフォニーホールなどで開催されるらしいです。今回来日するのは、ヴァルラウン(Valravn fromフェロー諸島)、ラウー(LAU fromスコットランド)、ルナサ(Lúnasa
 fromアイルランド)の3組で、基本的にバンドです。

メイン・コンサートは12/11(土)。とても聴きに行きたいんだけれど、今年は特に無理ですね。14日からNYですので。準備です。音楽的な準備はもとより、荷造りもしないといけません。なのであきらめます。

詳しい情報は下記をご覧下さい。

ケルティック・クリスマス2010

おまけ。初来日となるヴァルラウンのPV貼り付けときます。左右はみ出るかも知れませんがご了承下さい。うんー、ビョークっぽいな、これも、ですね。北欧系だからでしょうか。取り敢えず素晴らしい。アルバム買わないと。生で聴きたいけど、10日に六本木であるイヴェントにも行けず。この日は上野で別のコンサートなんですよね。そっちを死守します。

と、云う事で。

昨日になりますが、早稲田奉仕園スコットホール=礼拝堂で行なわれていた、栗友会ぶてぃっくコンサートVol.1を聴きに行ってきました。

大阪シュッツが終わってダッシュで向かいましたが、結構遠いですね。ちょっと聞き逃したところもあります。ごめんなさい。

それは兎も角、このVol.1と銘打たれたコンサート、要は栗友会が誇る高声系ソリスト達5名によるスペシャル・コンサートということになりますでしょうか。毎年恒例の栗友会プロムナードが、余りにも多忙過ぎるため今年は見送りとなり(まあ確かにどう考えても無理だわな。)、それでソロ歌唱部分が独立、というようなことらしいです。

前半が外国語曲、後半が日本語曲というプログラム構成でした。皆さん素晴らしい歌い手で、聞き惚れてしまいましたし、何と言っても構成が良かったですね。とりわけ後半、合唱曲を数多く作っている邦人作曲家5名(寺嶋陸也・信長貴富・木下牧子・三善晃・鈴木輝昭。以上敬称略。)の作品が取り上げられましたが、それほど聴く機会が多いとは言えない大変優れた楽曲群を、一度に聴くことが出来て非常に良かったと思います。大いに勉強になりました。

Vol.2もあるのでしょうけれど、どういうものになるのやら、今から楽しみです。

と、云う事で。

こうやって書いてみると結構長いタイトルになりますな。そんな当間修一(以下、敬称略)率いる大阪シュッツの創立35周年記念にして、第16回目となる東京公演を聴きに第一生命ホールまで出向いて参りました。

一応大阪シュッツの定演、と銘打たれてはいますが、実際には管弦楽団であるシンフォニア・コレギウムOSAKA(SCO)と、大阪コレギウム・ムジクム(OCM)合唱団との合同コンサートみたいな感じでした。ああ、ちなみに集合関係で言うと、大阪シュッツ⊂OCM合唱団⊂OCM⊃SCOなのだと思います。間違っていたらごめんなさい。

以下、4ステージの感想などを簡潔に。

1stはアルヴォ・ペルトの「巡礼の歌」。元々は弦楽四重奏と独唱のために書かれたものとのことですが、今回の演奏は男声合唱と弦楽アンサンブルによる版です。弦楽部隊によって作られる重層的な音響の中、テナー/ベース各群が、同じ音高の斉唱を行ないます。面白いです。不思議な空気が生まれていました。

2stはB.バルトークの『弦楽のためのディヴェルティメント』BB118。弦楽アンサンブル20数名のよる演奏。余りにも有名な曲だし、名演奏も多々あります。恐らくかなり演奏は大変なのだろうと推測しますが、というか大変なんでしょうけど(笑)、これが非常にみずみずしくも華やか、そして重厚さもある、見事な演奏でした。合唱団の演奏を聴きに行って、一番感動したのがこれ、というのもなんだかミイラ取りが、みたいな話なんですが、実際そうだったのでした。

3stでいよいよ大阪シュッツのメンバ32名が勢揃い。曲は西村朗の『鳥の国』。今年度の委嘱作とのことです。事前に西村、作詞家の佐々木幹郎、当間修一によるプレトークが入りました。去年栗友会では西村の『敦盛』という曲を委嘱初演でやりましたが、技法的にはかなり似ていました。畳みかけるような言葉、言葉、言葉、そして口笛、足踏みですね。チベット・シンバルはなかったですが。さすがにプロなので、掛け値無しに素晴らしい演奏でした。ちょっと怖いくらい。

そうですね~、やっぱり、合唱やってる限りはこういう音を出したいと思うわけですよ。一人一人がイイ発声して倍音満載、各人がちゃんと他声部を聴いてそこから音を作ってる、ヴィヴラートは基本的に無し、故に凄くハモります。当たり前のことなんだけど、なかなか出来ることじゃない。まあ、簡単に出来たら誰も苦労しませんけど(笑)。この合唱団、絶対に一度は生で聴くべきですよ。倍音が鳴るって、あるいはハモるってどういうことなのかが体感出来ると思います。

4stはこの団体との縁が非常に深い千原英喜の『いつくしきのり』。昨年度の委嘱作品です。プレトークは千原と当間の対談。コテコテの関西系ですね(笑)。この曲、物凄い編成でして、SCOとOCM合唱団(⊃大阪シュッツ)による演奏となりました。使用楽器が非常に多様。基本的にシアター・ピース作品であり、『日本書紀』からの主に聖徳太子に関わるテクスト群が、動き回る歌い手・語り手達によって発話され、そこに様々なパフォーマンスが重ねられる、というもの。タイトルの「いつくしきのり」とは要するに「憲法」。ここでは聖徳太子の「十七条憲法」のことを指します。野心的で、かつまた一回性の美学を徹底化したとも言える作品の、記念すべき東京初演に立ち会うことが出来て、非常に幸せだったと思います。

以上です。大阪シュッツの演奏会だと思って行ったのですが、全然違いました(笑)。まあ、非常に面白かったし勉強になったので問題ないです。でも大阪シュッツのみによる合唱曲オンリーの演奏会を一度聴いてみたいな、とも思いました。

と、云う事で。

昨日になりますが、ルネこだいらで開催された三多摩青年合唱団音楽会を聴きに行ってきました。

上野での練習後でもあり、体調が優れない中での拝聴でしたので、余り集中出来なかったのですが、簡単に感想を。

この団体ですが、いわゆる「うたごえ運動」の流行の中で1963年に誕生した合唱団です。今回はそういう来歴を持つ合唱団が行なう「被爆・戦後65年特別企画音楽会」ということになります。

実は客演指揮者に栗山文昭先生、指揮とピアノに寺嶋陸也氏を迎えての演奏会でして、これは聴くしかない、というものですね。やや肌寒い週末でしたが、お客さんもたくさん入っていました。

以下、全4ステージの概括を。

1stではW.Byrd、W.Mozart、R.Shumann、G.Faure等による外国語の曲が扱われていました。外国語は苦手、なのかも知れません。次以降ののステージに比べると見劣り、というか聴き劣りがするのは確かなところ。また、唯一のアカペラ曲であるByrdはかなり厳しかったです。取り敢えず、良く歌われるシューマンの出来が一番良かったと思います。

2stは松下耕さんの『信じる』全曲。組曲版を委嘱したのがそもそもこの合唱団なんですね。なのでかなりの団員が暗譜してます。自分達で作り上げた、という自信に満ちた輝かしい演奏でした。何か、個々人の技術や歌唱力といったものを超えたものを出せる合唱団な気がしました。言葉へのアプローチが素晴らしいな、と。この曲はいずれ歌うことになるかも知れませんね。

3stは寺嶋陸也氏の編曲による宮崎アニメ曲集。これもこの合唱団の委嘱曲。ピアノが難しいんですね。この曲。で、ピアノと指揮は作った本人。まあ、物凄い安定感です。「トトロ」なんてかなりの超絶技巧系なんじゃないでしょうか。ああ、このステージは余り歌を聴いてませんでした。ピアノに圧倒されました。ついでに言いますと、何げに私、宮崎アニメはほとんど観てないのです。なので知らない曲ばかり。実際のところ、半分以下、じゃないかな?

4stはこの日のメイン・イヴェントだと思います。曲は寺嶋陸也氏による『ふるさとの風に』。これもこの合唱団の委嘱曲です。そうか、この演奏会は委嘱曲集、だったのか、と今頃気づいているし(笑)。最後の曲「骨のうたう」が今回の委嘱初演で、これは出版譜に載ってないはず。詩を書いた竹内浩三はフィリピンにて23歳で戦死しています。6曲目の「白い雲」という曲に「山田」という言葉が出てくるのですが、これは伊勢市のことです。宇治+山田=伊勢ですので。要するに、「ふるさと」というのは伊勢のことなんですね。重く、暗い曲ですが、栗山+寺嶋の凄まじいパワーが注入された、圧倒的に力のこもった演奏だったと思います。

以上です。簡潔にならないな(笑)。ちなみに、今日は珍しく練習無しなので、二つほど演奏会を冷やかしに参ります。

と、云う事で。

佳境に入ってます。旅費の請求書も来ました。今月中らしいです。ホントはクレジットカード使いたいんだけどまあいいか。そんな話は兎も角、と。

間に何回か練習がありましたがそれは飛ばして、ここでは重要極まりない11/20-21の合宿の話を。場所は千葉の岩井海岸です。ほぼ定宿となっている某民宿に総勢100名以上(?)が集まりました。

二日間とは言え、曲の長さと大変さを考えると時間はそれほどありませんので1分も無駄には出来ません。栗山先生による物凄く細かい練習が中心。歌い方、フレーズの作り方等の再確認、音程の微調整、それと関係の深い発声問題の解決などにかなりの時間が割かれていたように思います。

中でも、あごの力を抜いて、というのが効果的でしたね。これは忘れないようにここに記しておきたいと思います。

反省点として、個人的には、まだ暗譜出来てない状態がちょっともどかしかったです。ちょっと計画的に覚えていかないとどうにもならない気がしてきました。どう計画を組むか寝ながら考えます。

続いて本日の練習について。最初から今日の練習は1番大事、ということでしたので気合い充分。江東区の某公共施設での練習でしたが、合唱団員は松本組も含め、ほぼ一堂に会したのではないかと思います。結構大人数だな、と思いました。少年少女合唱の皆さんもはるばる信州からお見えになってました。

NHKの取材も入ってましたが、それには訳がありまして、小澤征爾先生がみえる、という練習だったからなのですね。お会いするのは一月振り、となります。

13時半から発声。14時から栗山先生による指導が1時間半ほど。小休止の後、小澤先生による練習は16時からスタートして、17時15分までで一応一通りのチェックを。しばし休んで17時50分からソリストも交えて全曲通しました。

やはり暗譜で臨みたかった、というところもあるのですが、それはそれとしまして、個人的にはまだまだなところがかなりあります。いちいち書き上げませんが、個々の解決を図りつつ出発までの日を送りたい、そして何よりも大事なことですが、可能な限り早いうちに暗譜をしてしまいたい。これからの数週間、この曲に全力を注げるよう、色々と調整を図りながら過ごさなければならないわけですが、覚悟を決めてやり遂げたいと思います。

お金も払わないと、ですけどね。払わないとそもそも行けない(笑)。果たして年末乗り切れるのだろうか...。

と、云う事で。

1-5 6-10 11-15 16-20 21-25 26-30 31-35 36-40 41-45 46-50 51-55 56-60 61-65 66-70 71-75 76-80 81-85 86-90 91-95 96-100 101-105 106-110 111-115 116-120 121-125 126-130 131-135 136-140 141-145 146-150 151-155 156-160 161-165 166-170 171-175 176-180 181-185 186-190 191-195 196-200 201-205 206-210 211-215 216-220 221-225 226-230 231-235 236-240 241-245 246-250 251-255 256-260 261-265 266-270 271-275 276-280 281-285 286-290 291-295 296-300 301-305 306-310 311-315 316-320 321-325 326-330 331-335 336-340 341-345 346-350 351-355 356-360