音楽活動の最近のブログ記事

猿ヶ京での温泉合宿が16時くらいに終わったので、先ほど戻ってきました。簡単に概要を。その前に、10月3日(日)には男性のみによる練習が、6日(水)には栗山先生による全体練習が行なわれたこともここに書いておきます。

で、この週末=9-11日は既に書きましたとおり猿ヶ京合宿です。9-10日の15時までが『ミサ曲ロ短調』、そして16時から11日の16時までがニュー・ヨークで演奏する『戦争レクイエム』でした。

『ミサ曲ロ短調』はニュー・ヨーク遠征とは無関係なのですけれど、ちょっとだけ。この曲、さわるのはかなり久々です。で、持っている楽譜が基督教音楽出版のやつでしたので、このたび新たにベーレンライタ版を買ったんですが、中身は同じじゃないか、と(笑)。基督教音楽出版版って、元にした版が「ベーレンライタ版」だってどこにも書いてないんだもん(笑)。まあ、そこそこボロボロなんで新調もありかな、と思いました。これから買う人は気をつけて下さいね。

それは兎も角、この曲はホントに懐かしいんですけれど、昔やった時は半端じゃなく苦労しました。大学院生時代ですから、暇に任せて猛練習出来たんですけどね。そんなわけでかなり頭に、というか身体に染みついてます。これは助かりますね。しかし、やっぱり難しい曲です。何せ合唱曲の中の合唱曲、なのでこういう機会は大事にしたい、と思います。

さてさて、『ミサ曲』で燃え尽きたわけじゃないんですけれど、本番まで2ヶ月少々となった『レクイエム』の練習は個人的にはちょっとテンションが落ちちゃいました。しばらく続いている風邪気味状態のせいだろう頭痛にも悩まされまくり。今もちょっと頭痛がします。肩こりひどいし。音楽活動をする上で体調管理は非常に大事ですね。

まあ、この曲についてはまだ楽譜がちゃんと読めてないと言いますか、そんな段階です。初歩的なミスも多いし、ましてやうまくなんて全然歌えない。でも、今回でやばいところはほぼピックアップ出来たし、各部分の解釈や歌い方についての総ざらえも出来、個人的には効果的な練習だったんじゃないか、と思っています。ところどころですがちょっとずつ自信も付いてきましたし。

しかし、全体としまして、三日間でこれだけ大きな曲を二つもさらうのは無謀とまでは言いませんがちょっと無理がある、と言いますか、結局のところかなり粗い練習になっちゃったな、とは思うわけです。23日の小澤先生による練習に向けて、しっかりと準備したい、と考えています。

と、云う事で。

明日から三日間、猿ヶ京温泉にて秋の合宿です。1-2日目が来年2月にやる『ミサ曲ロ短調』用、2-3日目が年末の『戦争レクイエム』用、となります。

個人的には、明らかに全然歌えていない『戦争レクイエム』を3日間、の方が良いんですが、年末にかけて間違いなく慌ただしくなるから『ミサ曲ロ短調』を早めにみんなで見とこう、ということになりますね。正しい戦略だと思います。

まあ、そんなところです。

ついでながら、11月6、7日のコロ・フェスタ@松本に出演することになりました。Tokyo male choir KuuKaiの人たちとともに、6日の街角コンサート、7日のメイン・コンサートで歌います。曲は信長貴富『Fragments』などなど。お近くの方も、そうでない方も是非ご来聴下さい。

詳細は、と思ったんですが音楽樹の公式にまだ上がってませんね。Tokyo Cantat2011の情報が先に上がってます。と言うか、8/13に上がっていたのか(笑)。コロ・フェスタの方もそのうち上がるんだと思うので一応リンクを貼っておきます。

音楽樹HOME

と、云う事で。

昨日になりますが、宇都宮合唱倶楽部の第2回演奏会を聴きに、西那須野駅から2キロほどのところにある那須野が原ハーモニーホールまで行って参りました。以下、各ステージごとに簡単な感想などを。

1.宇都宮室内合唱団ジンガメル
この春の合唱指揮者コンクールで1位に輝いた加藤拓氏を指揮者に据えた演奏です。曲目は寺嶋陸也「Vocalise-Etude II」、T.L.ヴィクトリア「O magnum mysterium」、J.ブラームス「Letztes Glück(op.104-3)」の3曲。少人数アンサンブルにより、繊細かつつややかな演奏がなされていました。ヴィクトリアはさすが、寺嶋曲の音程というかピッチは結構厳しいな、ブラームスはダイナミクスを出すのが難しいな、と思いました。

2.うつのみやレディースシンガーズ晶<AKIRA>
林芙美子の詩に、寺嶋陸也氏が曲を付けたものが演奏されました。ピアノは寺嶋氏。指揮は栗山先生です(以下同様)。ろくもんめコンサートでもやっていた「ひかり」、そして今回委嘱初演となる「きれいな神様」の2曲です。どちらも良い曲ですね。名演でした。この合唱団と寺嶋氏のコラボというのは結構重要で、これからも林芙美子詩で曲が作られていく模様。期待しましょう。

3.宇都宮おとこコーラス粋狂座
寺嶋陸也氏がK.ヴァイルの『三文オペラ』の歌部分を合唱組曲に編曲した『三文オペラ合唱組曲』全曲が演奏されました。面白いですね。加藤直による訳詞も非常に凄い。考えてみますと、林光・加藤直コンビの作品群というのは、この曲の原曲からインスパイアされてきたはずでして、歌うことと演じることの間、みたいなことを考えさせられました。

4.宇都宮合唱倶楽部
圧巻、という感じのステージでした。曲は、寺嶋陸也氏による『混声合唱とピアノのためのカンタータ 伊邪那岐・伊邪那美』。さすがに変換されないな(笑)。さりげなく那須の「那」が入ってますね。それは良いんですが、今年のTOKYO CANTATで第2章までが演奏され、今回更に2章が付け加えられました。かなりの長さなのですが全曲暗譜による合唱、具志幸大(ぐし・ゆきひろ)氏による琉球舞踊、団員の振り付け、照明などなど、全ての面で実に見事なステージだったと思います。楽曲も素晴らしく、寺嶋陸也氏の代表曲になりそうな予感も。知り合いの神道家に一度聴いて貰いたいな、と思いました。

そんな感じです。これだけ充実したコンサートだったのですが、場所が場所でしたのでお客さんが少なかったのが非常に残念でした。音の良いホールなのは間違いなのですけれど、首都圏からも、宇都宮からでさえアクセスは余り良くありません。ほとんど地域密着型の合唱団ではないところもあり、集客に関しては色々と課題がありそうです。

と、云う事で。

連載開始です。以後しばらく続きます。お見知りおき下さい。

何の話かと申しますと、わたくし、年末にニュー・ヨークへ行くことになりました。演奏旅行、というやつです。あちこちで小出しにしてましたが、下記のようなコンサートに出演します。

カーネギーホール提供 日本文化と芸術の探求 JapanNYC
曲目:B.ブリテン『戦争レクイエム』
指揮:小澤征爾
演奏:サイトウキネン・オーケストラ/栗友会合唱団・SKF松本合唱団・SKF松本児童合唱団 etc.
日時:12/18(土)@カーネギーホール スターン・オーディトリアム ペレルマン・ステージ

詳細は、

JapanNYC

にあるので是非ご覧頂くとしまして、まあ、空前のイヴェントです。春のブルガリア遠征も私の音楽人生において大きなものでしたが、これは別の意味で物凄い。こんなにも充実した音楽環境に居続けて良いのだろうか、などと思ってしまいます。

このコンサートですけれど、取り敢えず、個人的には8月頭に出演が決まりまして、8月中旬から既に3回ほど練習参加機会がありました。以下、ちょっと日記程度に流れを書き記しておきます。

8月13日:この遠征に向けての第1回目の練習です。楽譜もこの日に前半部分だけ借り受けました。そんなですんで、ちゃんと歌えるわけがありません(笑)。まあ、さすがに難しい曲です。普通の曲じゃないですしね。前半しか見てないので、まずはDies Ireaが大変かな、と思いました。

8月21日:松本で小澤先生の練習があったのですが、私は草津に行ってましたので残念ながら不参加でした。と言って、まだ全然歌えないし...。

9月12日:ヴェルディが終わりましたので、本格始動。黒い出版楽譜はその前週のヴェルディ期間中に頂きました。これ、実はかなり高いんですけど。後半をさらいましたが、まだ譜読みをする時間がとれてないのでほとんど歌えません。

9月28日:3回目。前半をさらいました。まあ、3回目なりには、というところ。ちょっとずつ音が頭に入ってきてます。1日中没頭出来るような日が1日でもあると良いんですけどね。8-9月は忙しかったし。10月10-11日の合宿@猿ヶ京がその機会になりそうです。

ところで、実際問題として、本番まで何気に3ヶ月切ってます。当然暗譜になるでしょうし、スケジュールはかなりタイト。これまた大変なJ.S.バッハの『ミサ曲ロ短調』の練習がこれに並行して始まりますし、カロスの演奏会用練習も多分あります。コンクールとは全く違う意味で、歌い手としての真価が問われるような機会になるように思っています。ご期待の程。

と、云う事で。

私設サイトの音楽CD紹介欄に、ザ・ケミカル・ブラザーズの新作『ファーザー』を追加しています。ちなみに、原題はFurtherです。

買ってから2ヶ月以上経過してますね。というか、ほとんど聴いてなかったかも。自分で音楽をやってると、人のやっているものは聴かなくなる、というか聴く暇や余裕が無くなる、といいますか。この夏は色々な意味で良く分からないくらい忙しかったし。

今は少し暇になっているので、ぼちぼち新しい音源なども紹介出来たら、と思います。何とぞご期待下さい。

と、云う事で。

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