音楽活動の最近のブログ記事

昨日(10/20)になりますが、三重県文化会館大ホールで行なわれていた、harmonia ensembleとVocal Ensemble ≪EST≫によるジョイントコンサートに出演してきました。以下、簡単にご報告などを。

この10/20と10/26の2週にわたるジョイントコンサートですが、三重公演の方の位置づけは、第21回目となる≪EST≫の定期演奏会、にもなっています。

演奏曲目等々の細かいことは来週に回すことにしますが、とにもかくにも去年に引き続いての悪天候。そんな中を大勢のお客様にお越しいただきました。本当にありがたいことだと思います。

今回はharmoniaさんの2つのステージを客席で聴かせていただきましたが、キャパ2,000人強のホールでもさすがに基礎がしっかりとできている皆さんだと十分鳴るな~、やっぱりアンサンブル力凄いな~、と思いながら聴いていました。私にとり、学ぶべきところが本当に多い団体です。これからも機会があれば聴きに行かせていただきます。

さて、この企画の目玉ともいうべき合同ステージですが、演奏曲『祈る』を作曲された三宅悠太さんもリハーサルから会場に来てくれました。作曲家自身との短いながらも非常に密度の濃いセッションを経て、曲についての理解度も大いに深まったように思いました。先週見た三陸の風景などを思い起こしつつ、心こめて歌わせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

最後になりますが、今回のレパートリーについて、まだまだ個人的には課題山積、というところです。テクスト解釈やスコアリーディングを一からしっかりやり直して、26日の東京公演に臨みたいと思います。会場は渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで、開演19時となります。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

と、云う事で。

追記:お天気どうなんですかね。非常に心配です。

続きです。

13日(日)は一関から移動しまして、三陸海岸は陸前高田市にある市立第一中学校体育館での特別演奏会に臨みました。

団員の一人が同市の出身で、ご存じのように一昨年被災して、というようなところから、是非やろう、ということで実現しました。

コンサートは2部構成。オープニングの「陸前高田市民歌」に続く第1部では前日演奏した『ドイツ・レクイエム』の第2楽章、「ハレルヤ」に加え、3月の9もんめ演奏会で委嘱初演した池辺晋一郎の混声合唱曲「人々は持つだろう」(以下敬称略)、W.A.モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の4曲が歌われ、その後浅井道子・寺嶋陸也の連弾ピアノによるJ.ブラームス『ハンガリー舞曲』から5と6が演奏されました。

第2部はより親しみやすい内容にシフト。青島広志編「天まで届け」、若林千春編「いつも何度でも」、同じく「島唄」、千住明作曲「坂道のうた」、そして再び若林千春編「翼をください」の5曲を演奏しました。作曲者や編曲者などが微妙に抜けてますがご容赦ください。

用意していたアンコールは3曲で、まずは篠原真編「赤とんぼ」、続いて無伴奏混声合唱のための「あまちゃんオープニングテーマ」、ラストは三善晃編「夕焼け小焼け」でした。

重厚なものから、キャッチ―なものまで、誠に多彩な、そしてまたヴォリュームたっぷりの演奏会でしたが、お楽しみいただけたのではないか、と思いました。

ところで、演奏会の前に何もなくなってしまった陸前高田駅近辺に行ってきたのですが、本当の意味での復興までには途方もない時間がかかるだろうことが実感できました。私たちのささやかな遠征が、三陸の皆さんに何らかのプラスになったとしたら、幸いに思います。

と、云う事で。

去る10月12日(土)、岩手県一関市の一関文化センター大ホールで行なわれておりました、第24回東日本合唱祭に参加して参りました。簡単にご報告などを。

この合唱祭への参加は、栗友会による東北ツアーの一環となります。翌日の演奏会については別のエントリで報告します。

さて、かれこれ24年も続いている、既に定着した感もあるこの合唱祭ですが、今回は地元一関第一高等学校・付属中学校音楽部、仙台の東北福祉大学混声合唱団、そして東京のしらたま、合唱団お江戸コラリアーず、栗友会合唱団という5つの招聘団体による演奏と(お招きいただき誠にありがとうございました。)、合同演奏の計6ステージに及ぶ長大なものした。

他団体の演奏はほとんど聞けなかったのですが、取り敢えず私たちは寺嶋陸也(以下敬称略)による委嘱新作『ざんざんと降りしきる雨の空に(無伴奏混声合唱のための)』から「ハレルヤ」、J.ブラームス『ドイツ・レクイエム』から第2楽章、昨日逝去された三善晃編曲による『唱歌の四季』より「夕焼け小焼け」の計3曲を演奏しました。いかがでしたでしょうか。

合同合唱にももちろん参加しましたが、古今東西の名曲を含む計7曲。地元の皆さんも加わり、曲ごとに指揮者が変わるという趣向でしたが、そのような形で、この合唱祭の最大の目的であろう、合唱を通じた多地域・多世代交流は果たせたのではないかと思いました。

終演後は近くのホテルにてレセプション。ここでも各団による出し物がございまして、私どもは翌日演奏することになる2曲を演奏いたしました。その辺のところの詳細は次回に譲ります。

と、云う事で。

昨日になりますが、長野市のホクト文化ホールで行なわれておりました、第66回全日本合唱コンクール中部大会に出場して参りました。簡単にご報告などを。

我々三重県代表ヴォーカルアンサンブル≪EST≫は最後から2番目の登場となりました。スタートは17時40分くらいでしたでしょうか。

そういう出演順ですので、朝からほぼ練習漬け。遠路はるばるやってきた疲労感はあるとはいえ一同なんだかものすごい集中ぶり。練習すればするほどに良くなっていきまして、いやー、人間ってすごいな~、と思いました。現時点でできることはほぼできたんじゃないかな~、という充足感もありましたね。

ちなみに、団員のほとんどの方が演奏終了後に三重その他に帰ってしまいましたので、審査発表には私と代表の2名のみ参加しました。結果は、金賞で部門2位(一般・混声部門)、そして全国大会への切符を手にしました。

全国大会が私の地元・千葉ですので、色々な意味で非常に楽しみです。開催日は11/24(日)、千葉県文化会館でお会いしましょう。

と、云う事で。

昨日までの3日間、暑い、というわけでもなかった首都圏を離れ、北の温泉地で行なわれておりました、第34回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに参加してまいりました。簡単にご報告を。

私が参加しましたのは合唱部門。今回演奏する曲は昨年すみだトリフォニーホールで歌ったばかりのヨハネス・ブラームス『ドイツ・レクイエム』。合唱のアカデミー、本来は木曜日からの4日間ですが、私自身は諸事情で金曜夜からの参加となりました。

さてさて、この大曲、さすがにフル・オーケストラ版は編成的および会場の規模的に難しかったようで、小規模オーケストラ用に編成しなおしたインゴ・シュルツ版(2010年初演)のスコアが用いられました。

指揮はミラン・トルコヴィッチ、合唱は草津アカデミー合唱団(合唱指揮:栗山文昭)、管弦楽は草津フェスティヴァル・オーケストラ、ソリストはソプラノがジェンマ・ベルタニョッリ、バリトンが太田直樹、という布陣でした(以上、敬称略)。

流麗にして壮大な、言わずと知れた名曲ですが、演奏自体が大変困難であるのも確か。ほぼ全面的に合唱曲と言って良い曲ですので、総勢95名ほどの合唱団員にも、精神的肉体的ともにかなりの重圧がかかります。覚悟はして行きましたが、個人的にはなかなかの難行苦行でしたね。

難行苦行(?)の成果を見せる演奏会については、技術的なことはさておきまして、全体として、イモーショナルで、ある意味暖かさに満ちたパフォーマンスができていたのではないかな、と思いました。いかがでしたでしょうか。この曲に込められたメッセージが、詰めかけて頂いた皆様に少しでも伝わったとすれば、幸いです。

次回出演は、9/29@長野、となりそうです。再び祈りの音楽を演奏します。ご期待ください。

と、云う事で。

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