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さてさて、9月23日に私の所属する栗友会によるコンサートが行なわれます。2001年から開催されてきた「もんめシリーズ」の第7弾にあたるコンサートですが、今回はノルウェイからカール&ラスムス・ホグセット親子を招聘し、客演にて指揮、歌唱をして頂く事になっております。ぜひ足をお運びください。

以下、詳細を。

「ななもんめコンサート」
日時:2009年9月23日(水・祝) 開場14:30 開演15:00
場所:東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル
入場料:全席自由 一般3,000円/大学生1,500円/高校生以下500円
指揮:栗山文昭
客演指揮:カール・ホグセット
カウンター・テノール:ラスムス・ホグセット
ピアノ:浅井道子
合唱:合唱団 響、コーロ・カロス、宇都宮室内合唱団ジンガメル
演奏曲目:
寺嶋陸也:おもろ・遊(あす)び ―混声合唱のための―
三善晃:混声合唱とピアノのための その日―August 6―
J.ブラームス:二つのモテット op.74よりWarum ist das Licht gegeben dem Mühseligen?
F.シューベルト:Ständchen
Trond H.F.クヴェルノ:Stabat mater dolorosa
寺嶋陸也編曲:ウィーン わが夢の町
西村朗:敦盛(新曲委嘱初演)

と、云う事で。

栗友会の『もんめシリーズvol.6 ろくもんめコンサート ―女声合唱新作を集めて―』を聴いてきました。場所は紀尾井ホール、上智大の裏手、ですね。以下、演奏の順番にコメントを。

最初は新実さんの曲『女声合唱とピアノのための 六つの小唄』。2008年に作られたものだそうです。今回は昨年初演演奏をした「女声合唱団九月の風」のみなさんと、群馬からお越しの「あんさんぶるめい」による合同演奏。やや硬質な詞章に柔らかい旋律・ハーモニィがマッチした良い曲だと思います。

次は南聡さんの初演作品。『春のマドリガル集』と題されたピアノ伴奏付きの明るい曲ですが、これが今回のコンサートの中でも特に良かったですね。思わず楽譜をチラッと見たくなったのですが、初演なため販売しているはずもなし。そのうちに出版されて、色々なところで歌われるのではないかと思います。

休憩を挟んで新実徳英さんの『二つのギリシャ抒情 無伴奏女声合唱のための』へと。最近アカペラが基本になってますので、これは身を乗り出しつつ拝聴。クラスタが多用された非常に難しい曲です。1曲目に用いられている詩がサッポオのものなのですが、実はこれ、鈴木輝昭さんの『詞華抄』でも使われているんですね。ただし、こちらは呉茂一訳です。既に楽譜が音楽之友社から出ておりまして、今後は各種コンクールなどで大いに歌われるんじゃないかな、と思います。大変ですけど、がんばって下さい。

続いては寺嶋陸也さんの『「コワレタイ」組曲 女声合唱とピアノのための』。もともとシアター・ピース用だった曲を組曲化したものなのだそうです。組曲版委嘱初演となります。歌われる詩は加藤直という方のもの。なんとお読みするんでしょうね。まあ、何ともユニークな詩です。それはさておき、この曲で特筆すべきは作曲者でもある寺嶋さんのピアノでした。ゾクゾクしました。良くあんな音が出せるものだなぁ、と。大変な弾き手だと思います。歌あり台詞ありの合唱も表情豊かでとても良かったですね。

最後は全員合唱による寺嶋さんの委嘱初演曲『ひかり 女声合唱とピアノのための』。ソプラノ・ソロ付きの曲です。寺嶋さんのピアノはここでも冴え渡ってました。アンコール・ピースとして末永く演奏されていくのではないでしょうか。

新実さんの『六つの小唄』から始まって、全員合唱による『ひかり』まで、とにもかくにも新作ばかり。新実さんの曲然り、南さんの曲も6つの曲からなる、などなど、細かいところに拘りというか仕掛けみたいなものがちらちら見え隠れするとても充実したコンサートでした。

次は「ななもんめ」です。何気に私も出演するわけですね。お楽しみに。

と、云う事で。

さてさて、ここまで小出しにしてきましたが、この度新しい合唱団に、正式に加入の運びとなりました。東京を拠点として活動しているコーロ・カロス(Coro Kallos)という合唱団です。同時に、栗友会会員にもなることになります。以後、これまで以上にバリバリとやっていきたいと思います。以下、現時点で判明している今後の活動予定を。

9月23日(祝・水)には「ななもんめ」というジョイント・コンサートがあります。場所は東京オペラシティのコンサートホール:タケミツメモリアルで15時開演。予定を空けておいて下さいませ。今はこれの練習に入ってます。

10月にはドイツ・オーストリア・スロベニア・ツアーがあるのですが、仕事もあるし、来年ブルガリアに行かないといけないしで参加はちょっと無理だと思ってます。物凄く行きたいんですけどね...。『追分節考』や『コンボジションI』をやるっぽいです。うーん、これは受けるでしょうねぇ。

11月18日(水)にはG.マーラーの『交響曲8番変ホ長調』演奏会に参加します。場所は赤坂のサントリー・ホール。オケは新日本フィルで、指揮は同交響楽団の音楽監督であるクリスティアン・アルミンクが務めます。要するに同オケの定期演奏会ですね。開演は19時15分。是非足をお運び下さい。

他にも色々入ってきそうですが、取り敢えず今分かっているのはこんなところです。

と、云う事で。

私設サイトのギャラリをまたもや更新しています。これで、今回のフランス遠征分はほぼアップし終わりました。気分は早くも来年に向っています。

と、云う事で。

またまた私設サイトのギャラリを更新しています。トゥールで撮ったものを掲載しました。決勝とグランプリに関わる写真が少ないですね。余裕がなかったんでしょう。そんなものです。

と、云う事で。

1-5 6-10 11-15 16-20 21-25 26-30 31-35 36-40 41-45 46-50 51-55 56-60 61-65 66-70 71-75 76-80 81-85 86-90 91-95 96-100 101-105 106-110 111-115 116-120 121-125 126-130 131-135 136-140 141-145 146-150 151-155 156-160 161-165 166-170 171-175 176-180 181-185 186-190 191-195 196-200 201-205 206-210 211-215 216-220 221-225 226-230 231-235 236-240 241-245 246-250 251-255 256-260 261-265 266-270 271-275 276-280 281-285 286-290 291-295 296-300 301-305 306-310 311-315 316-320 321-325 326-330 331-335 336-340 341-345 346-350 351-355 356-360