私設サイトの書籍紹介欄に、有栖川有栖による火村英生もの大長編『鍵の掛かった男』文庫版を追加しています。
単行本は2015年刊。ミステリ・ランキングで軒並み高い評価を受けた作品です。是非ご一読ください。
ちなみにこの作品、本格は本格なのですが割と宮部さんや東野さんみたいな雰囲気がありますね。こういう作風の広がりは、わたくし的には歓迎すべき事柄です。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、冲方丁による長編ミステリ『十二人の死にたい子どもたち』文庫版を追加しています。
傑作ですね。ロジックが素晴らしい。現在『good!アフタヌーン』に漫画版が連載中で、来年1月に映画版公開となります。思いのほか晦渋で、読むにはそれなりの集中力を必要としますが、映画ではうまく処理されることでしょう。
私設サイトの書籍紹介欄に、伊坂幸太郎による人気シリーズの第3弾『陽気なギャングは三つ数えろ』文庫版を追加しています。
このシリーズ、実に、9年振りだったんですね。ドル箱だと思われるので、出版社的にはもっと出したいのかも知れませんが、書く方はとても大変なのだろうだと思います。人を楽しませるのって、とても難しいことなので。
私設サイトの書籍紹介欄に、円城塔による短編集『シャッフル航法』文庫版を追加しています。
計10本からなります。概ねSFとみなせる作品が集められていますね。この作家の作品としては、かなり読み易い部類に入るのではないでしょうか。入門編としてお勧めしたいと思います。
私設サイトの書籍紹介欄に、浦賀和宏による長編ミステリ作品『ハーフウェイ・ハウスの殺人』文庫版を追加しています。
単行本は2015年刊。猛烈な勢いで作品を出していた時期にあたりますね。表現者としての矜持といいますか、1ジャンルを背負って立とうという気迫に満ち溢れた作品だと思いました。是非ご一読のほど。