私設サイトの書籍紹介欄に、藤木稟による「バチカン奇跡調査官」シリーズ第21弾『三つの謎のフーガ』を追加しています。
2020年のクリスマスに刊行。短編集です。長めのものが2本と、書下ろしの短いものが1本、という構成です。3本とはいえ、色々な意味でとてもヴァラエティに富んでます。いつものことながら、様々な蘊蓄も本当に豊富。是非ご一読のほど。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、麻耶雄嵩(まや・ゆたか)による連作中編集『友達以上探偵未満』文庫版を追加しています。
三重県の上野市(現・伊賀市)を舞台にした本格ミステリ青春小説です。伊賀ももと上野あお、そしてももの兄・空という3人のキャラクタ造形が良いですね。シリーズ化はないと思いますが、もう一冊分ぐらい読みたいかな、と。
ちなみに、121頁にあり得ない誤植があるので、2刷目以降では直して欲しいです。人名なので、さすがにまずいですね。
私設サイトの書籍紹介欄に、宮内悠介による第49回星雲賞受賞の長編『あとは野となれ大和撫子』文庫版を追加しています。
第157回直木賞候補作でもあります。ああ、これでとれないんだ...。近年のこうした作品の中では、小川哲の『ゲームの王国』と並ぶ傑作だと思います。あれも、凄いですよね。取り敢えず、必読書、と言っておきます。
私設サイトの書籍紹介欄に、歌野晶午による舞田ひとみものの3作目となる長編『誘拐リフレイン 舞田ひとみの推理ノート』文庫版を追加しています。
元々『コモリと子守』というタイトルで出ていたものに加筆が行なわれて、文庫化されたものです。そもそも舞田ひとみものの第3弾ではなかった可能性もありますが(いや、第3弾なはずですが...)、取り敢えず、ここから新しいシリーズが始動するっぽいことが帯に書かれています。楽しみにしたいと思います。
私設サイトの書籍紹介欄に、乾くるみによるシリーズ第3弾『カラット探偵事務所の事件簿3』を追加しています。
第2弾から8年も経ったんですね...。それは兎も角、この作品、個人的には、素晴らしいアイディアを惜しげもなく使う作品、という位置付けです。しかし、尽きないですね。凄いですね。是非ご一読のほど。
ついでながら、このシリーズは必ず第1巻から順番に読んでください。ここから読み始めるのは余りにも勿体ないので。