私設サイトの書籍紹介欄に、村上春樹による2013年発表の長編『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』文庫版を追加しています。
これはもう、ミステリですね。結構楽しめました。
なお、この作品などは特に、主人公他の行動や発言に全く共感できない、という人も多いんじゃないかと思うのですが、これはそういう設定なので。読解には、かなりメタな割り切りが必要だと思います。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、長岡弘樹による連作短編集『教場』文庫版を追加しています。
各種ランキングで上位を占めて話題になっていた作品の文庫版です。確かに、面白いです。続編も楽しみにしたいと思います。
私設サイトの書籍紹介欄に、城平京著『虚構推理』文庫版を追加しています。
第12回本格ミステリ大賞受賞作です。素晴らしい作品ですね。内容はまさに衝撃的、と言って良いでしょう。コミカライズも順次進行中なので、そちらもチェックしてみて下さい。
私設サイトの書籍紹介欄に、筒井康隆による新聞連載小説『聖痕』文庫版を追加しています。
いやー、素晴らしいです。とりわけ、文体が凄いですね。色々な実験を試みてきたこの巨匠ですが、失われた日本語の可能性、みたいなものを掘り下げてくれています。まことに、頭が下がります。
私設サイトの書籍紹介欄に、浦賀和宏による長編『彼女が灰になる日まで』を追加しています。
「桑原銀次郎シリーズ」の第4弾になりますね。3弾までは快ペースでしたが、今回はちょっと期間があきました。前作がああでしたので、ある意味リセット作。第5弾があるのかどうか分かりませんが、気長に待ちたいと思います。