私設サイトの書籍紹介欄に、相変わらず絶好調を維持している東野圭吾によるガリレオもの長編『聖女の救済』文庫版を追加しています。
いやー、ホントに凄いトリックです。脱帽するほかはありません。こういうすぐれた作品を読むと、この作家、やっぱり基本は本格の人なのだな、と改めて思ってしまいます。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、相変わらず絶好調を維持している東野圭吾によるガリレオもの長編『聖女の救済』文庫版を追加しています。
いやー、ホントに凄いトリックです。脱帽するほかはありません。こういうすぐれた作品を読むと、この作家、やっぱり基本は本格の人なのだな、と改めて思ってしまいます。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、誉田哲也によるダークなクライム・ノヴェル『ヒトリシズカ』文庫版を追加しています。
6作品からなる連作短編集です。全編にわたってひたすら暗澹としたお話ですが、さすがに読ませると言いますか、まずもってその構成が本当に素晴らしいです。ある意味、「誉田流」の人間洞察が非常に端的な形で表れた作品ではないかと思いました。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、乾くるみによるSF長編『スリープ』文庫版を追加しています。書き下ろしの単行本刊行から2年での文庫化です。
タイトルの「スリープ」とは冷凍睡眠のこと。詳しくは書きませんが、テレビで科学リポータをしているという設定の天才美少女と冷凍睡眠装置を巡って物語が展開します。いやー、面白いですよ~。
テイストとしては、勿論乾くるみ作品であることは間違いのないところですが、個人的には森博嗣と山本弘という、ダブルヒロシを足して2で割ったような、という表現でも良さそうな気がしました。その辺がツボなあなた、もう、これは読まないとですよ。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、芥川賞作家・円城塔による2008年刊行の作品集『オブ・ザ・ベースボール』文庫版を追加しています。
「オブ・ザ・ベースボール」と、「つぎの著者につづく」の2本の中篇からなっています。どちらも初出は『文學界』。特に前者は、文學界新人賞受賞作にして、この著者のデビュウ作、ということになります。
どちらも割と読みやすい作品だと思いますので、取り敢えずここから読み始めることをお勧めします。まあ、それなりに集中力は要りますけれど。
と、云う事で。