私設サイトの書籍紹介欄に、道尾秀介による第12回大藪春彦賞受賞の長編『龍神の雨』文庫版を追加しています。
タイトルからお分かりのように、所謂十二支シリーズの1冊となります。継父と暮らす兄妹、継母と暮らす兄弟の4人を中心とする、かなり重たい物語です。いつにもまして、プロット構築が見事、だと思いました。リーダビリティへの配慮が本当に素晴らしくて、読み始めたら、やめられない、ですね。是非ご一読の程。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、道尾秀介による第12回大藪春彦賞受賞の長編『龍神の雨』文庫版を追加しています。
タイトルからお分かりのように、所謂十二支シリーズの1冊となります。継父と暮らす兄妹、継母と暮らす兄弟の4人を中心とする、かなり重たい物語です。いつにもまして、プロット構築が見事、だと思いました。リーダビリティへの配慮が本当に素晴らしくて、読み始めたら、やめられない、ですね。是非ご一読の程。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、高野和明の長編第2作『グレイヴディッガー』角川文庫版を追加しています。元本は2002年刊、講談社から出ていました。
近く骨髄移植をすることになっている改心した悪党が、連続猟奇殺人事件に巻き込まれ、色々な集団に追跡されます。要するに、果たして予定された骨髄移植に間に合うのか否か、という、高野さんが最も得意とするタイプのお話、になっています。
本当に話の作り方がうまいと言いますか、ストーリーの進め方も見事ですし、骨髄移植の話ですとか、グレイヴディッガーや魔女裁判の話といったディテイルの書き込みが非常に素晴らしい、と思いました。是非ご一読を。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、注目の作家・高野和明の記念すべきデビュウ作『13階段』の、再文庫化版を追加しています。
2001年に単行本刊、2003年には映画化もされた作品ですが、なぜか未読でした。うーん、これは、確かに傑作ですね。タイムリミットものの巨匠となった感のある高野和明の、原点ともいうべき作品を是非ともご堪能下さい。
と、云う事で。