私設サイトの書籍紹介欄に、山本弘による画期的怪獣小説『MM9』文庫版を追加しています。
怪獣が自然災害のように起こり、そのようなものとして扱われている世界での、気象庁特異生物対策部=「気特隊」精鋭の活躍を描きます。全然それだけじゃないですけど。TVドラマにもなってますので、是非チェックしてみて下さい。総監督・樋口真嗣、脚本・伊藤和典という陣容に感動を覚えました。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、山本弘による画期的怪獣小説『MM9』文庫版を追加しています。
怪獣が自然災害のように起こり、そのようなものとして扱われている世界での、気象庁特異生物対策部=「気特隊」精鋭の活躍を描きます。全然それだけじゃないですけど。TVドラマにもなってますので、是非チェックしてみて下さい。総監督・樋口真嗣、脚本・伊藤和典という陣容に感動を覚えました。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、妻夫木聡+深津絵里主演で映画化された吉田修一の新聞小説『悪人』文庫版を追加しています。
もうちょいひねりがあるのかな、と思いましたが、結構あっさりしたお話。とんでもなくベタなメロドラマですね。2001-2002年の話なので別段時代がかってる、訳でもなく、この作家の人間観がこういう風だからなのかな、とも思いました。まあ、これ位ベタな話の方が、映画化には向くのかも知れません。
うーん、でもね。映画になったベストセラー作品をちょいと思い起こしてみると、例えば直木賞作家の高村薫や宮部みゆきなんかの方が遙かに凄いものを書いていたわけで。正直なところ、芥川賞作家がこんなんで良いの?、と思いました。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、森博嗣によるXシリーズ開幕編『イナイ×イナイ PEEKABOO』文庫版を追加しています。
装丁というかカヴァの雰囲気が変わりましたね。中身もかなり変わってます。舞台は東京らしき場所。勿論あの大学もあります。そんな土地で起こる何となくレトロな感じの事件がこの本で描かれる事象です。若干物足りなさもあるものの、森作品らしい会話の妙は非常に楽しめました。この作家、世代のずれみたいなものをネタにするのが本当にうまいですね。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、歌野晶午による2007年に単行本として刊行された作品集『ハッピーエンドにさよならを』文庫版を追加しています。
タイトルの通り、ハッピーエンドを否定する作品群です。まあ、そもそもこの人の作品でハッピーエンドなものなんてあったっけ、とも思ってしまいますが。そういう人の作品集なので、まあ普通にいつも通りの歌野晶午による短編集と考えて下さっても構わないと思います。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、誉田哲也による青春小説の要素を多々含み持つ犯罪小説『月光』文庫版を追加しています。
陰惨極まりない物語です。ベートーヴェンの「月光」第1楽章が通奏として使われていて、良い味を醸し出しています。世界は確かにひどいところなのだけれど、そこにはもしかしたらほんの少しだけ希望の切れっ端くらいが残されていて、そんなことを信じてみるのも悪くないのかな、なんていうような話なんだと思います。
と、云う事で。