映画の最近のブログ記事

私設サイトの映画紹介欄に、デイヴィッド・フィンチャー監督最新作、『ソーシャル・ネットワーク』を追加しています。

Facebookを創ったハーバード大学生マーク・ザッカーバーグの成功秘話、という感じのお話です。ただ、描かれているのは、まあ、大部分がWikipediaなどで調べれば分かることばかりですね。別段目からウロコなんてこともなくて、何でこれを敢えて映画化したんだろう、と思ってしまいます。ネット絡みならもっと面白いネタありそうなんだけどな。

以下余談。日本ではFacebookが伸び悩んでいることは周知の通りなのですが、これ、結構重要なことじゃないかと思い始めてます。私も有名どころには大体登録してますが、使用頻度から言ったらFacebookはかなり低い方なんですよ。というか、使ってないに等しい。

モバイル版がまだ発展途上なせいかな?、などと思ったりもします。まあ、世界6億ユーザはどう考えてもスゴイわけで、いずれはmixiとの一騎打ちになるでしょうけどね。競争して、ネットの世界をどんどん面白くしてって欲しいものです。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、伊坂幸太郎による第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞受賞の傑作『ゴールデンスランバー』文庫版を追加しています。

記念すべき2011年初紹介です。珍しくやや辛口なテイストに仕上がっています。そうですねぇ、評論もお酒も淡麗辛口くらいが良いですよね。ああ、お正月気分抜けてないな(笑)。

ちなみに、この逃亡劇ですが、元ネタは明らかにT.ギリアム監督の映画『未来世紀ブラジル』(原題Brasil)。こういう情報は重要です。この作品(『ゴールデンスランバー』)、あるいはその映画版(中村義洋監督、堺雅人主演)を鑑賞する上で、あの映画を観ているのと観ていないのとでは大違いなので、是非チェックしてみて下さい。

話がそれますが、ギリアムの『ブラジル』、個人的には、全ての映画ベスト10に入れたいくらいの驚異的な作品だと思っています。あの『新世紀エヴァンゲリオン』も見事なまでに影響受けてたりします。

と、云う事で。

私設サイトのDVD紹介欄に、リュック・ベッソンによる「アーサーとミニモイ」シリーズの第2弾『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』を追加しています。

結局、3部作になったようですね。第2部は第3部への序章的な作品になっています。『スター・ウォーズ』の5と6の関係みたいなものかな。

なお、3年間に色々あったようで、声優陣が様変わりしています。詳しくは公式やWikipediaなどをご覧ください。

と、云う事で。

私設サイトの映画紹介欄に、クリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオ主演、渡辺謙共演による話題作、『インセプション』を追加しています。

他人の夢に侵入することが技術的に確立された世界のお話です。ディカプリオ演じる他人の夢に侵入しアイディアを盗み出すことを生業とする産業スパイが、渡辺演じる企業主にそのライバル会社をつぶすための夢侵入を依頼され、実行に移します。その成否やいかに、というお話ですね。

個人的には、終盤に行なわれるそのインセプション実行の描写より、準備期間の描き方が面白かったですね。映画作りしかり、舞台作りしかり、祭祀の類しかり、どんなものでも、準備というのはとても重要だし、面白いものだと思います。そんなことを考えさせられる映画でした。

と、云う事で。

私設サイトの映画紹介欄に、湊かなえ原作、松たか子主演、中島哲也監督による大ヒット作『告白』を追加しています。

確かに、重くて暗くて、何の希望も無い作品ですが、その徹底ぶりが功を奏していると思います。中学生を扱っているせいか岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』を彷彿とさせるところがあったり、ディヴィッド・フィンチャー監督の『セヴン』等々にも通じる映像センスが感じられたり、というように、作品横断的な鑑賞をする人間にとっての見所も多い作品です。なんだかんだ言って今年最大の話題作な気もするので、是非ご覧下さい。

主題歌として使われているRADIOHEADによる"Last Flowers"へのリンクを貼っておきます。

と、云う事で。

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