映画の最近のブログ記事

私設サイトのDVD紹介欄に、トム・ティクヴァ監督の映画『パフューム ある人殺しの物語』を追加しています。

映像・音ともに、超絶的に素晴らしい傑作だと思います。究極の香りを作り出すためにある意味使命感のようなものをもって人を殺していく男を描いた小説の映画化なのですが、話の中心が「香り」であるだけに、その映像化がとても大変なのは当たり前のこと。その難しいことを、これ以上ない形で見事にやってのけているのが驚異的ではないかと思った次第です。

井上夢人が書いた『オルファクトグラム』という、やはり犬並みの嗅覚を身につけてしまった男の物語が映像化されていますが、これはWOWOWで放送されたものであって市販VHSはあるもののどうやらDVDは出ていない模様。実はこの小説の主人公、嗅覚信号を視覚神経で処理できるようになっているという設定なんですが、そこのところのCGによる表現がどんな具合なのかとても気になるのですよ。でも、現時点でこれを観るのはちょっと難しいかも知れません。

更に蛇足ながら、常々考えていたのですが、例えばコミック版『のだめカンタービレ』を描いている二ノ宮知子が、あの作品の中で「音楽」を画によって見事に描写し得ているのも実は大変なことなわけですよ。この映画を観ていて、そんなことをつらつらと考えていました。

と、云う事で。

私設サイトのDVD紹介欄に、ダレン・リー・バウズマン監督の映画『SAW III』を追加しています。X JAPANの新曲が主題歌として用いられたことが話題となった第4弾が先頃封切られましたけれど、良くもまあネタ切れにならないものだと感心します。5匹目のドジョウもねらうんでしょうね。

と、云う事で。

700本目のエントリですね。1,000が見えてきましたがそれは措くと致しまして。

私設サイトにケヴィン・マクドナルド監督による映画『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』を追加しています。フォレスト・ウィテカーがゴールデングローブ賞とアカデミー賞の両方で主演男優賞を獲得した作品。中身は無い映画ですけれど、ウィテカーの演技だけは確かに素晴らしいと言えるかも知れません。

と、云う事で。

私設サイトのDVD紹介欄に、細田守監督によるアニメーション作品『時をかける少女』を追加しています。原作連載から約40年を経ての初アニメ化となりましたが、それはそれは見事な作品です。大林版が余りにも素晴らし過ぎるのでそのプレッシャたるやさぞ大変だったと思うのですが、これはこれで、記念碑的な作品ではないかと思います。

と、云う事で。

私設サイトの映画紹介欄に、ジョン・カーニー監督による映画『ONCE ダブリンの街角で』を追加しています。タイトルからお分かりになる通りのアイルランド映画です。ミュージシャンとなって世に出る日を夢見る青年とチェコ移民女性の交流を描いたお話となっています。佳作です。とても良いです。

ついでながら、ごく個人的に来年はアイリッシュ・イヤーとなります。年初からそういうことになっておるのです。この場を借りまして、さりげなく予告しておきます。

と、云う事で。

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