三重県鈴鹿市とその周辺の最近のブログ記事

写真は昨日の朝のものです。初積雪ですね。まあ、こちらはかなり寒いのです。小さい頃に岐阜に住んでいたので、大方分かっていたわけですけれどもやはり寒いですね。晴れていても雪がちらつくという、そういう土地なのです。

そんな寒い中、本日は住んでいるところのご近所で報恩講という行事が行なわれておりましたので、これを拝見してきました。親鸞上人の祥月命日に行なわれるこの行事、浄土真宗地帯ではどこへ行っても見ることができるのですけれど、私が長くフィールド・ワークをしてきた東北地方などではそれほど一般的なものではありません。全員の唱和を含む念入りなお念仏と、適度に平易で適度に深い内容のお説教が時間にしてちょうど半々くらいのバランスで、この辺りに真宗ならではのものを感じてしまいます。とても参考になりました。

これからしばらくは行事がなくなりますね。といって、個人的にはとても忙しくなりそうです。

と、云う事で。

本日は近所のとある研究会、といいますか鈴鹿市郷土史研究会というところの月例会で1時間強の報告をして参りました。タイトルは「伊勢地方のミコ寄せと民俗宗教」。結構時間をかけて資料を作成しましたが、やや専門的過ぎたかも知れません。ただ、かみ砕いた内容にするのにもこれまた多大な時間がかかるのでございまして、フルタイムで働いている現状ではこの位が限界なのです。

肝心の中身については、私設サイトの業績欄に要約ないしはレジュメそのままを掲載しますので、少々お待ち下さい。簡単に言えば、これから始める予定になっている研究の予告編みたいなものです。

と、云う事で。

本日は私が住んでいる近所で行なわれた新年の集会に参加して参りました。一年間の活動経過報告、会計報告、懸案事項についての論議等々、本当に色々なことが1時間半ほどの時間の中で行なわれていました。

余り詳しいことをここに書き記すことは避けますけれど、実のところ、この会合は地域社会の様々な取り決めがなされ、その行く先を決定付けるとても重要な機会なのです。参加させていただいて、中でもこれから先様々な行事を一体どうしていくのか、という辺りの議論に非常に興味を持ちました。この地域でも、伝統的なものの幾つかについては廃止した方が良いのではないか、いやいやそれは残すべきだ、という議論が存在するのです。

結論としては現状維持、議論自体は継続の方向、という形になりましたけれど、こういうものをつぶさに観察できるのも、近くに住んでいるから、というところもありまして、本当に良い機会に恵まれたと考えています。

と、云う事で。

本日は現在私のいる部署の忘年会。水曜日に行なわれるのは一斉帰宅日だからなのですがそれはさておきまして、と。

場所は会社の近くにある勤め先御用達系の居酒屋さんでした。30名弱が参加した宴会でしたが、まあごく普通。この時間に書き込みが出来ているということは、1次会終了後にとっとと帰ってきた、ということになります。2次会があったのかどうか良く分からないのですけれど、私にはダラダラと飲んでいる暇などは基本的に存在せず、色々やることがありますからね。

ちなみに、初めて入ったお店でしたが、空調、とりわけ換気が悪いのが気になったのと、値段は安いのだろうけれど料理が白木屋レヴェルなところがやや残念でした。ちょっと期待していたのに…。正直なところ、二度と行きたくないですね。

と、云う事で。

本日は近所で行なわれていた「山の神」の行事を一部始終見学させて頂きました。火・水・木の練習を経ての行事なわけですけれど、いやはや、それはそれは謎の多いものです。唱えごとないし歌の内容も謎ですし、そもそも何のためにやっているのやら。謎ばかりが残ってしまいました。

それはそうなのですが、映像資料のコレクションも一つ増えましたし、何人かからは山の神についてのみならず色々なお話を伺うことが出来ました。良い感じで情報収集が出来たわけですけれど、聞けば聞くほど、ここは本当に面白い集落だと思います。面白すぎるのでお正月もここにいようかな、などと考えてます。と、言いますか、いないといけませんね。一応研究者の端くれである以上は。

蛇足ながら、色々あった中で本日最大の収穫は、ミカン、でしょうか。「山の神」の行事ではこれがこれでもかと言うくらい大量に振る舞われます。人類学で言うところの「儀礼的蕩尽」というやつです。余りにもたくさん頂いてしまったので、この数日風邪で寝込んでいたらしいお隣さんにお裾分けしました。まだまだたくさんあるんですけどね…。

と、云う事で。

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