研究活動の最近のブログ記事

せっかくウェブログを作ったのに余り情報開示をしないのもなんなので、これからしばらく現在の研究活動などに関する情報を小出しに開示することに致します。

取り敢えず予告まで。

前々から医療人類学にも手を染めている関係上買ってあったW.H.R.Riversの古典的名著Medicine, Magic and Religion(1924→2001,Routeledge:London 邦訳はあるのか?)をだらだらと時間をかけて読んでいました。1915-6年に行なわれた講演を基にしているので、中身はあくまで概論であるわけですが、それこそ医療と呪術や宗教の間にある複雑な関係、というかそれぞれの相互浸透性みたいなものを、何とか明らかにしたい、という熱意が伝わってくる大変優れた本だと思います。中でも、心理的ないし社会的な疾病に対しては、近代医療が一般化した現代社会においても呪術や宗教が一定の役割を果たし得る余地がある、という指摘は重要です。と言うのも、今日の呪術やシャマニズム研究その他も、基本的にはこの見解を支持しているからです。

と、云う事で。

6-7日の出羽三山登拝を中心とする東北行きから帰還しました。今回はサーバは落ちなかった模様です。但し、この期間中に終了したらしいドメイン移管に伴って、ネーム・サーバとの関連付けがなされていない状態が二日間ほど続いていました。まあ、これは運が悪いとしか言いようがありません。現在は完全に復旧しています。

って、これはサーバ関連の話になってますね。登拝の中身についてはそのうちどこかで公開する予定です。ご期待下さい。

と、云う事で。

毎年恒例になりつつある出羽三山登拝に今年も行って来ます。期間は8/6-7。ちなみにこれは、日本における山岳信仰や祖先祭祀、あるいは聖地巡礼の在り方を探ろうという研究活動の一環です。来春位に一部公表するつもりなので(祖先祭祀論の一部としてデータを開示予定)ご期待下さい。

1-5 6-10 11-15 16-20 21-25 26-30 31-35 36-40 41-45 46-49