研究活動の最近のブログ記事

今朝ほどになりますが、久々に書いた論文を投稿しました。三重県内の山の神信仰についてやや社会学的な視点から論じたものです。刊行されれば来年の春には読めるようになります。今しばらくお待ち下さい。

今回は統計資料集めが大変でした。社会変動云々、とうたっておきながらちゃんと裏付けとらないのはまずいよね、ということです。そんな論文は多々ありますが、取り敢えず今回の私はちゃんとした積もりです。おかげで、国勢調査の限界なども良く分かりました。実のところ、私の研究スタイルは社会学にシフトしつつあります。

と、云う事で。

本日は池袋の立教大学まで、第82回日本社会学会大会での発表などをしに出向いてきました。

良い天気でしたね。こういうのはありがたいです。それは兎も角、私は今回「芸能・アート」部会という、何とも素晴らしい名前とコンセプトの部会に混ぜていただきました。

私が地域社会内でほぼ自己完結した民俗芸能を、南山大の長澤壮平氏が先行研究も多々ある著名な伝統行事を、東京芸大の小泉元宏氏が広範囲な地域を巻き込んだ巨大なアートプロジェクトについてを、奈良女子大の宮本結佳氏が現代アートによる景観創造の試みについてを、といったラインナップです。

4名とも、非常に具体的な話だったわけですが、扱っている対象が適度に分散しつつ、何だか全体として起承転結をなしていて、一体誰がこの組み合わせを?、などと変なところで感心してしまいました。ありがとうございます。

それは措くとしまして、兎にも角にも、司会を担当して下さった慶応大学名誉教授の山岸健先生の人間味豊かで、当意即妙な感じの名司会振りには非常に感銘を受けました。この場を借りまして、感謝の意を表したいと思います。

そんなこんなで、今回は準備段階でのモティヴェーションの低さとは裏腹な感じで(このところやや疲れ気味...)、知的刺激に満ち溢れた研究部会として大変楽しませていただいた次第です。ご参集下さった皆様、そしてまたスタッフの皆様本当にありがとうございました。

次回は12月の白山人類学研究会@東洋大学での報告となります。近づきましたらここで告知しますので今しばらくお待ち下さい。内容としては、今日の話をもう少し膨らませたものになる予定です。ご期待の程。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、中世文学、芸能論などで知られる兵藤裕己の好著『琵琶法師 ―<異界>を語る人びと―』を追加しています。非常に優れた書物だと思います。

ちなみに、付録のDVDも大変貴重なものです。琵琶法師と言えば九州なのですが、中途半端な形になっている九州調査を再開したくなりました。

と、云う事で。

私設サイトの研究業績欄に、先頃公刊となった『東洋学研究』第46号所収の論文「伊勢地方のミコ寄せと民俗宗教」を追加しています。詳しくはそちらをお読み下さい。また、ご所望であれば抜き刷りを進呈します。ご連絡をお待ちしております。

念のため、研究業績欄へのリンクを貼っておきます。

研究業績

と、云う事で。

私設サイトを更新しています。プロフィール、略歴を書き換え、研究業績一覧に去年の日本宗教学会学術大会での発表要旨の、『宗教研究』第359号への掲載に関する情報を付け加えました。

プロフィールがグチャグチャになっているんですが、整理した方が良いのかどうか迷ってます。これはこれで良い気もします。

と、云う事で。

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