研究活動の最近のブログ記事

ただ今から仙台へと向かいます。日曜朝に帰還の予定です。

何をしに行くか、というのは取り敢えず伏せておきますけれど、このエントリのカテゴリを見れば大体お分かりになるかと。ついでに、私設サイトの方の研究業績欄を見ると更に良く分かるのではないかと思います。まあ、あんまり大っぴらにすることでもないので(しても良いんですけれど、研究倫理みたいなものが絡むもので…)、気になる人は本人に直接聞いてください。

と、云う事で。

ふう、ようやく来年度の科研費申請書を完成させ、近くのコンビニに行ってメール便で出してきました。どうなるのか見当もつかないのですけれど、例により近所の神社を参拝しながら発送しましたので、通るんじゃないでしょうか。って、いかにもテキトーだな…。しかし、もし通っちゃったらどうしましょうかねぇ。ああ、脳内妄想が…。

さてさて、通るか通らないかは別としまして、今までの研究活動を総括するような内容の、原稿用紙換算で30枚程度の文章をこの5日ばかりで打ち込んだのですけれど、我ながら面白い研究をしているなぁ、と今更ながら思った次第です。普通の会社員あるいはエンジニアという現在の立ち位置から客観的にみても面白いですね。これは是非とも完成させないといけません。

そんなこんなで色々な思いが交錯する帰り道、ついこの間までは夏の大三角が浮かんでいた空には早くも冬の大三角が。季節は巡り、そして一切は過ぎていくのでした。

と、云う事で。

定期公演まで9日ほどとなりましたけれど、それはさておき、ただ今いわゆる「科研費」の申請書作りをしています。国からおりる研究助成でございますね。これを作っていて気付いたのですが、私、この5年間ほとんど論文を書いていないのでした。まあ、何気に共著1、単著1を出しておりますけれども。

そんなことに気付いてしまったので、ちょっと本腰を入れます。で、手始めと言ってはなんですけれど、既に決まっているものとしては来年早々、1月20日に鈴鹿市の某所で研究発表をします。タイトル未定ですが(って、早く決めないと…)、山岳宗教と巫俗(ふぞく)の関係について、東北の事例、そしてまた現在仕入れつつある伊勢の事例を挙げつつ語ろうと思っています。これだけでも分かる人には分かるはずですが、先頃物故された偉大な民俗学者・櫻井徳太郎氏へのオマージュも含んだ話になります。お楽しみに。多分誰でも聴講可能なのではないかと思います。時間や場所などが正式決定したら告知致します。

これを皮切りに、来年は論文量産モードに入りたいところですね。仕事を辞めないと無理ですけど。いやぁ、我ながら過激な発言ですね。

と、云う事で。

既に書き込んだ郡上踊りですが、予定通り行ってまいりました。徹夜踊りの第2夜(8/14夜-15朝)です。長良川鉄道という、鉄道マニア垂涎の路線を使って郡上八幡駅に着いたのが、14日の16時くらい。現地で有料の休憩所なるものを発見し、色々とお話を伺いつつサクッとお金を払って荷物を置く場所を確保しつつ散策へ。

うーん、ここって物凄く前に来てるんですが(恐らく小学校の低学年の頃)、ほとんど記憶通りですね。そうそう、ご存知の方も多いかも知れませんが、ここは、そもそも町並自体が素晴らしいのですよ。後々に公式サイトに写真をアップしますけれど(って、一体いつになるんだ…)、「水とともに生きる」、というような感じで、それはそれはきれいな町なのです。

そんな美しい町並の中で、日没後に盆踊りが始まりました。20時から生演奏になるのですが、19時15分くらいには既にCDか何かの音源で最も有名な音頭である「かわさき」が流れ出しまして、もう待ちわびた数百人どころではなく千人規模の群集が踊りの輪を作り始めました。今回は収録も兼ねておりますのでこの時点から生演奏が始まって数曲が終わる辺りまでの1時間ほどをやや断続的に録画。その後ヴィデオ・キャメラを休憩所に置きに戻り、約8時間にわたり、時折休憩といいますか水分とカロリー補給をしつつ踊り続けておりました。

ちなみに、ここの踊りは基本的に10種類ありまして、どれもがとても簡単なものです。予備知識も当然のことながら事前の練習も何もなく入ったのですが、すぐに覚えました。なお、やや難しい「猫の子」は一回しか演奏されなかったために細部までは理解することなく終わったのですが、もう少し演奏機会が多ければマスターしていたと思います。

ここまで長時間にわたって踊ったのは久々なのですけれど、これは快感以外の何物でもありませんね。恐らくヒトが音楽やら舞踊やらというものを発明し発達させてきた理由はその辺にあるのでしょうけれど、何となくこの世から少しズレた世界に入り込んだような気分に浸ってきました。良い経験でしたね。

なお、そんなに長時間踊っていたわけですから、相当足に来ているのでは?、と思われるかも知れませんが、案外そうでもないのです。実はこういう踊りにより疲労が来るのは足よりもむしろ腕である、というのはちょっとした発見でした。8時間近く腕を上げ続けている、と考えればお分かりになるかと思います。ついでに言うと、ハンド・クラップが多用されるため、手の平がとても痛くなります。

さてさて、ずいぶんと長くなってしまいましたが、かなり濃い内容の行事であるためまだまだ語り足りません。それはまたの機会と致したいと思います。

と、云う事で。

金曜日の夜から掛かりきりだった宝塚国際室内合唱コンクールは無事終わりましたが、雑感を申し上げておきますと、兎に角海外の演奏団体のパワーに驚かされました。本当に良い刺激になりましたね。逸れも含めまして、今回の経験は、私自身の今後の音楽活動に活きるのではないかと思います。

ちょっと勿体なかったのは、今回の会場だった宝塚ヴェガホールの最寄り駅名が「清荒神(きよしこうじん)」といい、「うお、荒神信仰じゃん、寺なのに神様祀ってるじゃん。見に行きたいなぁ。」と考えていたのですが、全く時間が無く、かなわなかったところですね。まあ、そのうちに暇を見つけて行ってこようかと思います。

ちなみに、シャマニズム研究をしているために備中の荒神神楽に興味を持っている関係で、ここも荒神神楽があるのかと思ったのですが、清荒神=真言三宝宗清澄寺のウェブサイトを見る限りはそういうものではなさそうです。岡山と兵庫では信仰形態が異なる、と考えるべきなのでしょうかね。何か情報をお持ちの方はご教示いただけると幸いです。

さてさて、今週もまた行事が目白押しです。8/1には鈴鹿市長太(なご)で天王祭が、8/4には桑名で石取祭、同じ日に鈴鹿市三日市ではオンナイ念仏がそれぞれ行なわれます。全部観る、という方向でいるのですが、例えば後二者は同じ日なわけで物理的な無理もあるのですが、出来る限りのことはしようと思います。いずれにせよ、集めた情報は何らかの形で開示しますのでご期待下さい。

と、云う事で。

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