NYの最近のブログ記事

以下、17日分です。書いたのは日本に帰ってきてから、ですね。それは兎も角、と。

ny_20101217_01.jpgこの日は12時集合ですので、午前中は散歩。タイムズ・スクエアを抜けて、グランド・セントラルまで足を伸ばしました。ここにあるお目当てのNew York Transit Museum Gallery Annex and Storeというところでメトロ・グッズ数点を入手。さすがに品揃え素晴らしいです。本拠地なので当たり前。定価だし。マグカップなどは土産物屋さんの方が高いですね。写真はグランド・セントラルの正面。後ろに見えるのが余りにも有名なクライスラー・ビルです。

正午過ぎには栗山先生による練習などがあって、15時半には一旦終了。そのまま16時からタダになるらしいMOMAへと。カーネギーホールからは非常に近いんですね。

ny_20101217_02.jpgで、ホントにタダでした。街中なせいもあり、メトロポリタン美術館と比べれば規模はかなり小さいです。展示品は19世紀終盤から今日のものまでと多彩。この街とは切っても切り離せないA.ウォーホルがこの美術館のシンボルというかアイコンな気がしました。

1時間ほどで回りきって、何となく行きつけになったカーネギーホール近くのDELIで一休憩。その後19時からはいよいよ小澤先生指揮でのゲネプロです。そうですねぇ、やっぱり凄いな、と思いました。そしてまた、オケ・ソリストとも実に素晴らしい、です。こりゃ凄い演奏会になりそうだな、と。

ny_20101217_03.jpgゲネプロ終了後、近くのレストラン(STAGE DELI)でチキンのたっぷり入ったスープとシーザー・サラダなどを。アメリカって、あんまり食べ物を期待する場所じゃないと思うのですが、そんなに悪くない、ですね。写真のチキン・スープはNY名物という話もあります。結構手の込んだ感じの、日本ではまず食べられないテイストの食べ物でした。

四日目はそんなところですね。この日はゲネプロが全て、でした。今回、小澤先生との練習はこれしかありませんのでこれでもか、と言うくらい集中しました。

と、云う事で。

以下、16日の話です。ちなみに、書いているのは概ね18日の本番前です。

ny_20101216_01.jpgさてさて、この日はかなりアクティヴに動きました。午前中は地下鉄にてグラウンド・ゼロへと。写真のように現在では単なる工事現場と化してますが、来年ある程度できあがるみたいです。ちょうど10年目ですね。あのテロが2001年のことなので。で、ヴィジター・センタができてまして、ここをちょろっと見物しました。こっちの写真はスペースの都合上割愛します。


ny_20101216_02.jpgその後歩いてウォール街とかその辺を散策しつつバッテリ・パークへと。自由の女神がチラッと見えました。写真の通り。ちなみにこの辺、何だか寒いんですよね。手がかじかみまくり。この公園、真冬だというのにリスが歩き回っていて超可愛い。これの写真もスペースの都合上割愛させて頂きます。割愛しまくりなんですけど、そのうち公式サイトのギャラリに入れますのでお楽しみに。何時になるか分かりませんが(笑)。

この後地下鉄で59STまで戻って、ランチはSUBWAY。ここのシステムは日本とほとんど変わらない。しかし、1footで5$。巨大です。安いです。半分残して後で食べようと思ってたんですが、結局食べられずじまい、でした。

ところで、15日に引き続いて朝から全然練習してないじゃん、とか思われるかも知れませんが、14時から栗山先生による練習、17時からオケ合わせでした。1日4-5時間もやれば充分、というかそれ以上はキツイですよ。異国ですから。週3回公演ということもあり、我々よりも遙かに大変な小澤先生がこの日は極度にお疲れらしく、予定を変更して代役の方が振ってました。これはやむを得ないところですね。

ny_20101216_03.jpg19時半にはオケ合わせが終わり、ちょっと時間が空いたので夜のロックフェラー・センタへと。カーネギーホールからはほど近い市にあります。うーん、摩天楼ですね。上まで昇るエレヴェータが21$。階段使ったらタダ?屋上はとても寒いです。ついでに書いておきますと、1階のクリスマス・ツリーもなんですが、ここの写真は難しかった。三脚要りますね。しょうがないので、一番まともなのを掲げておきます。

その後宿へ戻る途中のファスト・フード店でパスタ2種。これが案外うまかった、です。カルボナーラとクリームソース系のラビオリ。値段はかなり安め。3人で一人7$程度、でした。

と、云う事で。

二日目です。なんとも盛りだくさんな一日ですが、順繰りに。

ny_20101215_01.jpg午前中から午後にかけてはメトロポリタン美術館を見学。チケットの買い方に習熟していない、そしてまたExpressとLocalがあることすら知らなかった地下鉄で右往左往しつつ(125ST駅まで行ってしまいましたが...)、冬のセントラルパークを横切るというコースを通って到着しましたが、この美術館、色々ありますね。14世紀ぐらいから20世紀までの絵画を一通り見ましたが、もの凄いコレクションだと思いました。お腹一杯。MOMAにあるものだと思ってたものも案外こっちにあることを知り、と認識を改めることに(ピカソやマティスなどです。)。写真はある意味全然アメリカっぽくない美術館の表玄関です。


ny_20101215_04.jpg次。ちょっと遅めのランチはカーネギーホール近くのレストランBENASHにて。ピッツァとパスタとスープを頂きましたが、まあ、イタリアンなのかなんなのか良く分からないものでしたね。日本のファミレスをイメージして頂ければ良いかな、と思います。アメリカ的に解釈されたイタリアン、なのでしょう。取り敢えず量はあったな。大体、4人で2皿が基本となります。

夕方17時からこちらでの初練習。ピエール・ヴァレーさんという合唱周りのアシスタント指揮者(で良いのかな?)にあたる方の指導による合唱団のみによる練習でした。場所はカプラン・スペースというリハーサルルームのようなところ。発音、フレージング、各部で醸し出されるべき雰囲気などについて細かい指示が出ました。

ny_20101215_02.jpg19時過ぎにはこれが終了。20時半からロージィ・オグレイディという店でパーティ。名前からして基本的にはアイリッシュ・パブだと思います。このパーティは栗友会のみの企画です。ちょっと高かったんですが(80$)、飲み放題2時間。サラダ+ステーキ+デザートというコース料理でした。ステーキは割と悪くなかったですね。

第2日目はこんな感じでした。割と緩いスケジュール、ですね。

現地時間で昨日になりますが、無事NYに到着しました。現在15日の朝8時前です。

今回利用した空港はニュー・アーク・リバティ国際空港。取り敢えず入国手続きは物凄く面倒でした。「目的は?」「日数は?」「何人?」などと大量の質問を受け、指紋・顔写真までとられたし...。全体として非常に時間かかってましたね。

ny_20101214_02.jpgそのせいもありまして、ホテル(Holiday Inn Hotel New York City-Midtown-57th St.)のチェックインは19時半くらい。ダッシュでカーネギーホールへと向かいます。写真はカーネギーホールのロビーで撮ったものです。ちなみにホールの中は撮影禁止です。14日夜20時からのサイトウキネンオーケストラの公演で、プログラム3曲のうち頭の権代敦彦『デカセクシス 』は聴けず。次のベートーヴェン『ピアノ協奏曲第3番』からの鑑賞となりました。権代とベートーヴェンは小澤さんの代わりに下野竜也が指揮をしていましたが、最後のブラームスでいよいよ小澤さんの登場。

一曲全部を振るのは相当久々、になります。ひょっとして今年初めて?たびたび椅子に座りながらではありましたが、その音楽造形力には凄まじいものがありました。まさに入魂のブラームス『交響曲第1番』。サイトウキネンオーケストラもさすがに卓越した演奏力を持ったオケで、全く隙のない、見事な演奏だったと思います。久々に興奮しました。

ny_20101214_03.jpg終演が22時過ぎでしたので、大変お腹がすきました。で、マックです。写真の通り。アメリカのマックですが、かなり良い感じ。メニュー豊富。安い。案外適量、塩味薄め、ですね。何回行くことになるやら。

取り敢えず、こんな感じで1日目が終わりました。ああ、ついでに書いときますと、NYかなり寒いです。これから来る方はフル装備が良いと思います。

と、云う事で。

本日夕方の便でニュー・ヨークへと向かいます。まだ荷造りしてる(笑)。

ちょうど今BSで小澤征爾さんのちょっと古いドキュメンタリを放送中ですが、向こうでお会いするのが非常に楽しみです。伝説的な演奏会にしたいですね。

以上、バタバタしながらの投稿でした。

と、云う事で。

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