「修験道と村落祭祀−山形県村山地方の事例を中心に−」『宗教研究』315号、1998
これは1997年9月に行われた日本宗教学会第56回学術大会での報告の要旨である。報告では、山形県村山地方に位置する、かつては修験の山として栄えた葉山山麓の2村落における村落祭祀の在り方と、その変遷について述べ、2村落の辿った変化の相違点を浮き彫りにしつつ、近年における修験道と村落社会の関係の一側面を描き出そうとした。