Underworld OBLIVION with Bells
現在来日中で、しかも本日幕張でライヴをやっている、世界的な英国のテクノ・ユニットであるアンダーワールド(Underworld)が5年ぶりにリリースした新作。基本路線に戻ったというか、何となく1stや2ndを彷彿とさせる(そう言えばジャケットの感じもあの頃っぽい気が。)、そしてまたいつものように磨きに磨き上げたという感じのサウンドがとても心地良い。徹底して時間をかけて音色その他を選び、同じく大変な時間をかけてミキシングされた筈のサウンドから感じ取れる彼等の電子音楽職人振りには改めて頭が下がる。先行シングルの1曲目"Crocodile"、2曲目"Beautifl Burnout"、3曲目"Holding The Moth"までの3曲と、6曲目"Glam Bucket"、そしてラストの"Last Mamgu Ever"が取り敢えずお気に入り。ついでながら、第8曲"Cuddle Bunny Vs. The Celtic Villages"のタイトルが何となく気になったのだが、直訳すると、「抱きウサギ対ケルトの村」、っていう感じだろうか。意味分からん…。もう一個ついで。前に紹介したダニー・ボイル監督の映画『サンシャイン2057』のサウンド・トラックにこのユニットは参加していた訳なのだけれど、どうもそのサントラ、発売されていない模様なのである。あれはかなり良く出来ていたように思ったわけで、何とかして欲しいと、ここでおねだりしておく。以上。(2007/11/24)
OBLIVION with Bells