第212回明治大学社会構造研究会報告、@明治大学リバティ・タワー、2005/10/28

宗教講の現在
                ―宮城県仙台市泉区の事例より―

本報告は、東洋大学社会学部・西山茂教授主導で行なわれてきた宮城県仙台市泉区旧根白石村地区における宗教構造の変化等に関する調査・研究のなかで、主として報告者が収集した同地区全体の宗教講の現状に関するデータを開示する目的で行なわれた。その内容は既に宗教学会などで報告した結論からそれほど深化していないのだが、近いうちにまとめられるはずの報告書では、全ての「町内会」(大字を更に細かく分けた、宗教講などの担い手となる社会単位。)について出揃ったデータから何かを引き出したいと考えている。