慌ただしい一週間でしたが、と。

前週のコンクールも含めて途轍もなく慌ただしい一週間がようやく終わりました。水曜日の天王祭については既に記しましたが、その後金曜日にも22時近くから桑名市に出向き、土曜日の0時から始まった有名な石取(いしどり)祭の「叩き出し」を観て参りました。これは今年になって国の重要無形民俗文化財にも指定されたお祭なのですが、要するに祭車(さいしゃ)と呼ばれる山車のようなものを曳きつつ、大太鼓と鉦4個を叩きながら町内を回ります。日本一やかましい祭、という形容詞はかなり正しいものであると思われ、もう随分時間が経っていますけれど未だに耳がキーンといってます。これも「一度は観ておくべき」、と近所の人から言われていたものの一つですが、確かに強烈な印象を受けました。一生忘れられないでしょう。

続いてその日の夕刻には鈴鹿市三日市町でオンナイ念仏会という行事を見学してきました。浄土真宗高田派のお寺で行なわれるいわゆる御詠歌講のようなもので、県の無形民俗文化財に指定されています。これはとても静かな行事なのですが、初盆を兼ねているところがとても興味深かったですね。とある貴重な資料を頂いた他、真宗高田派ともちょっとした繋がりが出来ました。

そして本日は朝から近所の皆様と草むしりです。まあ、これは年中行事と言っても良いのではないでしょうか。公園、神社、大日如来の敷地をきれいにしましたが、作業の合間合間で隣近所の人たちの間で情報交換などもしっかり行なわれておりまして、この社会の仕組みの一端をかいま見ることが出来たように思います。顔もある程度売れましたし、実に貴重な機会でした。

最後になりますが、何だか忙しすぎてなかなか私設サイトの方に写真やら評論やらをアップ出来ていないのですが、来週末は5連休。お盆なので各種行事が目白押しだったりしますけれど、時間をうまく調整しつつややハイペースで更新したいと思います。ご期待下さい。

と、云う事で。