音楽活動の最近のブログ記事

1月20日(金)、川口総合文化センター・リリア音楽ホールで行なわれていた、女声合唱団翠声会II組 第6回演奏会を聴いて参りました。以下、簡単に感想などを。

19:15開演ですので、間に合いません。武蔵野線に快速みたいなのがあれば何とか、でしたがそれも無し。1ステージ目聞き逃しました。

第2ステージはジギスムント・フォン・ノイコムによる『ミサ曲 ハ長調』。確かにハ長調ですね(笑)。19世紀前半の曲と思われるのですが、結構ポリフォニックだし、メリスマも随所に盛り込まれてます。しかもCredoも含むフルコース。ソロ2名と合唱の掛け合いまであります。大がかりですね。とても楽しかったです。ご苦労様でした。

第3ステージは寺嶋陸也編による、宮崎駿アニメ名曲集『さくらんぼの実る頃』から5曲。これ、難しいんですよね。ピアノも凄まじいし。まあ、そうではあるのですが、表情豊かに、ごくごく丁寧に歌われていたように思います。難しさもところどころで感じましたが、それはそれ、非常に感動的な演奏でした。

第4ステージはこの日のメイン・ディッシュ。詩・宮本益光/曲・信長貴富による委嘱初演曲『うたうたう』、です。言葉とメロディの関わり合いが何とも絶妙な情感を醸し出していました。信長氏、何度も書いてますがこのところホントに充実してますよね。そんな新たな作品を歌える喜びもひとしお、という感じで、実に輝かしい、そしてまた温かさに満ちあふれた演奏だと思いました。

そうですねぇ、お天気悪かったんですけど、それも何となく吹き飛んだような気分になる、さわやかで、しかも音楽的にも充分に深い、愉しい演奏会でした。ありがとうございました。

と、云う事で。

去る1月15日(日)、渋谷の大和田さくらホールで行なわれておりました、樹の会による合唱演奏会『音楽の夕べvol.3 三善晃とともに』を聴いて参りました。以下、簡単に感想などを。

指揮は全て藤井宏樹氏、です。演奏は各ステージ毎に異なります。で、計7ステージ、というヴォリュームです。しかも三善晃です。ふう、お腹一杯。

第1ステージは樹の会ユースクワイア~奏(かなみ)~による『やさしさは愛じゃない』。樹の会は若い人多いですね。ユースだけでこの人数なんだ~、と思いました。難しい音も随所に混じってますが、そつなくこなす、という感じのさわやかかつ端正な演奏でした。

第2ステージは女声アンサンブルJuriによる『動物詩集』。女声版ですね。低音かなり低いな、と思いました。大変です...。男声アルト入れてちょうど良い?それは兎も角、12人くらいで歌っていたように記憶していますが、あのホールならちょうど良い感じ。さすがに声量ありますね。表現も非常に濃い。個人的にはこの日のベスト・パフォーマンスでした。

第3ステージはNekko Male Choirによる『一人は賑やか』。男声合唱+ピアノ連弾です。こういうのを聴くにつけ、いやー、良い曲書くな~、と思うのですが、いかがでしょうか。演奏も曲の良さをうまく引き出していて、とても良かったと思います。

第4ステージは余りにも著名な『三つの抒情』女声版。演奏ははるかさん。愛すべき小曲集を、本当にいとおしそうにお歌いになられていました。そうですねー、こういう曲は次世紀にも受け継がれていかなければなりませんね。

第5ステージは、とか言ってこの辺でそろそろ疲れて来ていたのですが(すいません...)、Ensemble PVDによる『四季に』。記憶が薄い(笑)。さすがに樹の会の中核メンバですので、非常にきっちりとしたたたずまいの演奏でした。

第6ステージは山梨と東京に分かれて活動することになったゆうかさんによる『五柳五酒』。疲れもピークでした(すいません...)。前にもコロ・フェスタかどこかで聴いたように思うのですが、良く練り込まれた演奏だと思いました。何度聴いても面白い曲ですね。

第7ステージは全員集合+NHK水戸児童合唱団による大曲『波』。パワフルですね。昨年3月末に行なわれる予定だったものが、延期されたコンサートな訳ですけれど、そうですねぇ、ここで敢えて、という意を汲みたいと思います。本当に大きな犠牲が出ました。日本再スタート、そんなことを願わずにはいられません。

アンコールは2曲。『夕焼け小焼け』と『Over the Rainbow』。異様なまでに濃い曲ばかりを続けてきて、愛唱歌的なものでしめる。良いですね~。ちょっとホッとしました。まあ、三善晃なので一筋縄ではいかないのですが...。

そんなところです。

ちなみに、全体として、ホールのサイズとはちょっと合わない気がしましたが、こればかりはやむを得ませんね。本来タケミツメモリアルで行なわれる予定だったわけで。震災は色々なものを我々から奪っていったのです。

と、云う事で。

去る1/14(土)、すみだトリフォニーホールで行なわれておりました、千葉大学合唱団第70回定期演奏会を聞いて参りました。以下、簡単にご報告を。

さすがに冷え込んでましたが、大入りでした。開演は16時。仕込みに時間がかかるせいで土曜日でもこの時間になったものと思われます。

第1ステージはK.ペンデレツキの『ポーランド・レクイエム』から「アニュス・デイ」。著名な作品ですね。そして、非常に難しい。大変ではあったでしょうけれど、実に破綻のない演奏で、非常に良かったと思います。この曲は少々破綻気味でも良い、とかいうのもあるんですが、こういう端正さも貴重かと。磨けばもっと光る原石のような感じの演奏で、ある種頼もしささえ感じました。

第2ステージは学生指揮者M君の指揮による小林秀雄『混声合唱組曲 夢』。この曲、雑誌の付録、なのだそうです。殆ど知られていないらしく、勿論私も知りませんでした(笑)。何とも可愛い曲でして、みんな楽しそう。こういう形で演奏されたことで、新たに脚光を浴びるかも知れません。どうですかね。会場に小林秀雄さんもみえてましたが、感慨深かったんじゃないでしょうか。

第3ステージは、この日のメイン・ディッシュ。昨年私の入っているコーロ・カロスが委嘱初演した、『アシタ ノ キョウカ』再演です。

林光さん追悼、のような形になってしまいましたが、それは置くとしまして。いやー、取り敢えず、良くやったと言いますか、一人一人がキチンと演じる、歌う、動く、といったことをやっていて、本当に良く鍛錬されているな、と思いました。この曲、テクスト自体が基本的にとても難解です。なのですが、兎にも角にも自分達自身で分かるところまでをお客さんに伝える、という姿勢がにじみ出ていましたね。演劇においては、そういうことってとても大事ですよね。

まあ、全体として本当に良い舞台だったわけですが、とりわけカッパ役のTさんには脱帽。凄い才能だと思いました。これからもどんどん伸びていって欲しいものです。

そうですね~、この合唱団、全体として非常に良い流れが出来ているな、と思いました。パートリーダーや学生指揮者のような学生達とは普段から一緒に歌っているわけですが、彼等が引っ張っているんでしょうね。更なる進化を期待します。これからもがんばって下さい。

と、云う事で。

去る1/9(月・祝)、サントリーホールで行なわれておりました、『特別演奏会 みずほフィナンシャルグループ 成人の日コンサート2012 第23回』に出演して参りました。以下、簡単に報告などを。

今回も栗友会合唱団の一員としての参加です。割と人数少なめ。でも声は大きめかも、でした。

コンサート自体は二部構成で、前半の第1部にはヴァイオリニストの成田達輝さんによるJ.S.バッハのシャコンヌ演奏や、尾上菊之丞さんによる林英哲さんらの太鼓をバックにした舞踊が行なわれていた模様です。私は集中を切らさないため観ていませんがかなり良かったらしいですね。

第2部はW.A.モーツアルト作曲の歌劇『魔笛』抜粋演奏形式版。構成・台本はあの実相寺昭雄によるものです。実は2005年に二期会が実相寺演出による『魔笛』を初上演し、その後も再演がなされてきましたが、割と知る人ぞ知る演出。ちなみに実相寺さん自体は2006年に没。今回は怪獣こそ登場しないものの、演奏会形式からはかなりはみ出した、見た目にも楽しい舞台となっていたと思います。

我々の出番は第1幕と第2幕のそれぞれエンディング部。短いとは言いながら、ちょっとだけ演出付いてますし、暗譜ですし、ドイツ語ですし、テンポは非常に速いので、かなりの集中力を要求されました。お客さん一杯でしたし。良い経験になったと思います。

ちなみに指揮は大友直人さん。非常に分かりやすい棒でした。実は、今回特筆すべきは各ソリスト達で、夜の女王を歌った佐藤美枝子さんも結構焦りを感じたんじゃないか、とか(笑)。若い人たちの対等がめざましいですね。特に、ザラストロのジョン・ハオさん、パパゲーノの大沼徹さんは本当に素晴らしかったです。まさにはまり役、という感じでした。

以上です。次回本番は10日ほど後のレコーディングとなります。

と、云う事で。

新年明けましておめでとうございます。取り敢えず喪中なんですが一応ご挨拶。

さてさて、昨年はさんざん色んな公演その他に出ていたわけですが、その締めくくりにして今年の歌い初めを果たして参りました。その名も、『コンチェルタンテ・スーパー 宮川彬良vs新日本フィルハーモニー交響楽団 チョー年越しコンサート2011→2012』、です。

タイトルで大体分かると思うのですが、要は年越しコンサートです。ジルベスター、と言われているものですね。フルオケ付いてますが、基本クラシックじゃないからそういう命名にしなかったのかも知れません。場所はすみだトリフォニーホールで、時間は22時から翌日。そんな感じですね。

我々の出番はカウントダウン間近から年明けの時間帯。結構やること多いです。そこそこ練習もしました。

そうですねぇ、29日から始まったピアノリハ、オケリハが本当に楽しくて、これはどうなっちゃうんだ、と思っていたのですが、本番も本当に楽しかったですね。司会にピアノにと大活躍だった、宮川彬良さん、実にたいしたものだと思いました。

演奏曲は宮川さんのミュージカル作品などからとられたものや、ディズニー・メドレー、そして代表作である「マツケンサンバII」、といったところでした。大部分米良美一さんがリード・ヴォーカルをとっておられまして、「いやー、この人とまさかこんなところで共演なんて、1990年代初めにはどっかのバロックものの演奏会でいつか、とか思っていたのにまさかねー、マタイとかそういうのじゃなくてマツケンサンバか(笑)」、と独りごちていました。

そんな感じです。

大晦日から元旦未明にかけ、寒い夜でしたが、私自身も楽しく過ごせましたし、結構大入りだったお客様にも楽しんで頂けたのではないか、と思う次第です。ありがとうございました。

と、云う事で。

去る12/25(日)、前日のKuukaiによるステキな演奏会の余韻さめやらぬ中、王子の北とぴあにて栗友会合唱団によるプロムナードコンサート&RVEC2011が開催されました。ちなみに、RVEC=Ritsuyukai Vocal Ensemble Contestです。

去年はNYツアーなどもあったため開催されませんでしたので2年ぶり。13時から始まって、忘年会まで入れると21時くらいまでやってたんじゃないかな~。23日くらいからのコンサート聴き疲れ、なんてのもありますので、ちょっとどころではなくくたびれました。

さてさて、ピアノを弾く予定も無いではなかった私の出番は結局1回。コーロ・カロスによる林光作品4曲を連ねたシアターピースっぽいステージです。林先生が入院されて久しいわけですが、何とか容態が好転することを祈っての企画。山あり谷ありな、そして元気になれそうな気がする仕上がりだったと思うのですが、いかがだったでしょうか。

ソロや小アンサンブルで臨んだ皆さんも、あるいは栗友会を構成するどの団もその持ち味を発揮してましたね~。ちゃんと練習できてるところとできてないところの差はありありではあったのですが、皆さん忙しいですからね。これからも色々やりくりしてがんばっていきましょうね。

と、云う事で。

去るクリスマス・イヴの12/24(土)、トッパンホールで行なわれておりましたTokyo male choir Kuukaiによる第7回演奏を聴きに行って来ました。以下、簡単に報告などを。

そもそも何で出ないんだ、とか言われ続けてましたが、まあ、全く余裕ないです。申し訳ない。取り敢えず結構羨ましかったりもしました。でも無理でしたね。

そんな私事は兎も角、演奏会は本当に素晴らしかったというか、期待を遙かに超えるものでした。

第1ステージは信長編『コルシカ島の二つの歌』。女声版・混声版も含めて何度か聴いているわけですが、今回ようやく何をやっているか分かったというか(笑)。とても分かりやすい演奏でした。そうですね~、より深く分かるには一回歌ってみれば良いんでしょうけど、機会に恵まれていません。ESTでこれやっても良いよな、なんてちょっと思ったりする面白い曲です。

第2ステージは早くもメイン・ディッシュな感じのA.ピロ『三人の王のミサ』。オーボエ、コントラバス、オルガンが入ります.超大作ですね。クラシカルでもあり、何となくポピュラーな感じでもあり、な曲。クリスマスなテイストがふんだんに盛り込まれておりまして、まさに今宵に相応しい内容。選曲の妙に感じ入りましたが、演奏もとても良かったです。

第3ステージも何だか凄い内容。「私が選ぶ邦人合唱作品【男声編】」のアンケート上位5曲が演奏されました。順に、多田武彦「柳河」、清水脩「秋のピエロ」、磯部俶「遙かな友に」、三善晃「バトンタッチのうた」、多田武彦「雨」、です。まさに男声合唱の名曲てんこ盛りですね。この辺から皆さん暗譜でして、おー、って感じでした。

第4ステージは第2のメイン・ディッシュとも言うべき信長さんによる編曲委嘱初演曲『クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって♪』。最後にハートが入りますが、そんな文字はないので代わりに音符入れときます。このステージは徹底したエンターテインメント。ソロあり、振り付けあり、なステージでした。演出はしままなぶさん。楽器が7人という大編成にもサーヴィス精神がありありと現われていますね。

以上で終了、と思いきや、最後にもステキなプレゼントがありました。やりますね~。

ところで、このコンサート、入場料は前売りで1,500円だったんですけど、一体幾らかかったんでしょうね。あんまり聞きたくないですね(笑)。

いずれにしましても、ここまでやるのはかなり大変だったんじゃないかと思います。ご苦労様でした、そして、ありがとうございました。ホントに楽しかったです。

と、云う事で。

去る12/16(金)、17(土)、18(日)の三日間にわたり、新日フィルによる『第九』特別演奏会 2011に出演して参りました。以下、簡単に報告などを。

今年のソリストは以下のような布陣です。

ソプラノ:秦茂子
アルト:井坂惠
テノール:吉田浩之
バリトン:大沼徹

そして、指揮者ははるばるロシアから来日したニコライ・アレクセーエフ氏。14日からオケ合わせがあったのですが、その指揮っぷりは非常に丁寧な印象。

ああ、ちなみに演奏曲はL.V.ベートーヴェンの『交響曲第9番 ニ短調 合唱付き』op.125、ですよ。当たり前ですが。

会場は16日と18日がすみだトリフォニーホール。17日がサントリーホール、でした。で、16日はある銀行による貸し切りコンサートでしたので、一般にはチケット販売無し、となりました。なお、一般公開が2回だったためか、チケットは両日とも完売だったそうです。素晴らしい!

さてさて、16日は仕事がはけてからになりましたので、ギリギリセーフ。この日は上のような事情で17、18日の前座であるJ.S.バッハの管弦楽組曲が演奏されないため、19時開演で即第九、だったのですよ。うーん、こういうパターンもありなのか、と反省しきり。

それでも何とか一番後ろの席まで声を飛ばすことを心がけつつ全日程終了。

18日には演奏終了後コーロ・カロスの練習と忘年会も入りました。何ともハードなスケジュールでしたね。まあ、常にこんな感じですが。いつになったら暇になるのやら、とか考える暇も無くなりそうです(笑)。

と、云う事で。

去る11月25日(金)、第一生命ホールで行なわれておりました女声合唱団彩(さい)の14回目となるコンサートに出向いて参りました。以下、簡単に報告などを。

19時開演です。これだと結構厳しいのです。19:15くらいに現地に入れましたが、第1ステージにして実は最も聴きたかった寺嶋陸也『朝顔の苗』が聴けず。こればっかりはどうしようもないですね。

第2ステージは魚路恭子さんによる女声合唱とピアノ、ヴァイオリンのための『花、いっぱい』。改訂版の初演になるそうです。手島志保さんの透明感溢れるヴァイオリンと、彫りの深い感じの彩のサウンドがうまくマッチしていたように思います。

第3ステージはマックス・レーガーによる『五つの二重唱曲』(Op.14)。知らない曲です。ロマン派の作曲家ですが、そうですねぇ、兎に角フレーズが複雑。たかだか二重唱なのに、なかなか一筋縄ではいかない感じ。難解かつ、演奏するのも大変な曲だと思いました。

第4ステージは寺嶋陸也による武満SONGSです。6月に合唱団響が混声版を全部やりましたが、今回は女声版編曲委嘱初演となります。ピアノは勿論寺嶋陸也氏です。

『朝顔の苗』も聴きたかったけれど、これが聴けたので取り敢えずは満足、といったところです。本当にステキな演奏でした。

そんなところです。

と、云う事で。

去る11月15日、勝鬨の第一生命ホールで行なわれました、日本音楽集団の第204回定期演奏会『トリトン・アーツ・ネットワーク創立10周年記念共催公演さらに響き合う明日へ ~栗山文昭氏を迎えて~』に出演して参りました。

詳しい情報は下記リンク先にありますので是非ご覧頂きたいと思います。

日本音楽集団の第204回定期演奏会

我々が加わったのは終盤2曲及びアンコール、でした。即ち、

三木稔作曲:くるだんど ~奄美の旋律によるカンタータ~(1963年)

川崎絵都夫:梁塵秘抄 ~歌謡のルーツを歌う~(委嘱初演)

と、アンコールの

寺嶋陸也:星のうつくしい村

です。

日本音楽集団とは、1964年創立の現代邦楽を主なレパートリィとする演奏団体です。さすがにプロフェッショナルな皆さんなので、技術は非常に高いと思いました。共演させて頂き本当にありがとうございました。

『くるだんど』は、5月に演奏した間宮芳生の『コンポジション』9番、14番と並んで、今年歌ったものの中でも非常に思い出深いものとなりそうな素晴らしい楽曲。個人的には、暗澹とした中に光を鋭く投げ込むような、そんな演奏を目指しましたが、いかがでしたでしょうか。

川崎絵都夫さんの曲は、とにかくダイナミクスと言葉のニュアンスにこだわりました。アンコール曲は非常に好きな曲ですので、2ヶ月ぶりに再演出来てとても嬉しかったです。今回の演奏は非常に安定してましたし。

そんなところです。普通に音楽活動をしていてもなかなかこういう機会はないわけで、非常に貴重な体験が出来た、そしてまた勉強になった、と思います。関係者の皆様、繰り返しになりますが、本当にありがとうございました。

と、云う事で

去る11月12日(土)、タイトルの演奏会を聴きに、川越まで足を運んで参りました。

同じ合唱団の方が関わっている関係ですが、要するに合唱の授業での成果を発表する演奏会になります。器楽の方も入っている、というかそちらの方が多いはずですので、皆さん必ずしも本格的な合唱経験があるわけではないわけですね。それでどのくらいのことが出来るんだろう、と思っていたのですが、その実かなり楽しめました。

いやー、それにしてもこれだけの人数、部分的にはかなり背伸びした感じのある選曲等々、まとめ上げるのは大変だったのではないかと思います。ご苦労様でした。更なる進化を期待してしまいます。

各学年ごとの演奏になりましたが、どれも大変充実したものでした。とりわけラストステージである4年生の演奏が非常に良かったですし、面白かったです。プログラムにない『追分節考』と、信長貴富による『東北地方の三つの盆歌』、という選曲。

どちらも余りにも素晴らしい演奏だったのですが、どうやらつい先だってブダペストで演奏してきたようですね。それは練習量が他の学年とは違うわけでしょう。ちなみに後者は日本初演になるのでしょうか。そうですねぇ、こういうのを聴くと思うのですが、信長氏がどんどん凄い人になっていっているのが分かりますね。出版が待ち遠しいです。

と、云う事で。

去る11月6日(日)、三重県の文化会館大ホールで行なわれておりました、Vocal Ensemble 《EST》の第19回定期演奏会を聴いて参りました。題して、「繋がる絆 ~震災復興への祈り~」、です。

プログラムをみますと、私がいたころから比べてかなりメンバが変わっていることが分かりますが、端的にテナー増えすぎじゃない、とか思ってしまいました。一体何が起こったんだ(笑)。

それは兎も角、簡単に感想などを。

全体は5部構成です。最初は「人類の祈り」。宗教曲3曲ですね。まずはジョスカン・デ・プレのミサ曲から"Gloria"。男声のみ。これがひどかった(笑)。完全な失敗演奏でした。良いとこなし(笑)。気を取り直してコンクールでやるのだろうJ.ファートの"O quam gloriosum"へと。これはさすがに安定感のある演奏。そして次。女声による鈴木輝昭"Ave Maria"。素晴らしかったですね。前にもやった曲ですが、見事な演奏でした。

第2ステージは「岩手から」。曲は鈴木輝昭の『混声合唱のための組曲 原体剣舞蓮』。かねてからレコーディング作業を行なっていたものですね。宮沢賢治の長い詞章は覚えるのが困難だったようで、大部分が譜持ち。これ、ESTの演奏会ではかなり珍しいことです。私は初めて見ました。逆に言いますと、演奏は非常安定していて、言葉も良く分かりますし、アラもすくなかったように思いました。個人的にはこれがこの日のベストステージ。

第3ステージは「To Hope」。E.ウィテカー特集です。6月の北とぴあで演奏したものに、Animal Crackers vol.2からの3曲が加わりました。基本的にはコンクールで演奏されるもの、となります。さすがにこの辺はお家芸。ただ、"Animal"の寸劇でDちゃんが目立ち過ぎなのはどうなのだろうか、と。コンクールのDVDに残っちゃったりするんですよね、これ。金賞とったらだけど。

第4ステージは「鳥取から」。松下耕の『混声合唱のためのコンポジション 日本の民謡 第7集』、です。鳥取民謡をモティーフとした結構大変な曲。いつになく組曲を全曲きちんとやるポリシィに変化を感じつつ、輝昭曲に挟まれると何となく簡単そうに聞こえてしまうという恐るべき現実を直視しつつ、聞き終えました。安定した演奏ではありましたが、実はこの辺りからそろそろ疲れが感じられ始めました。ついでに言いますと、もう1割か2割、松下氏の合唱団が持っているようなエネルギッシュなところがあっても良いんじゃないかな、と思いました。

第5ステージは「宮城から」。鈴木輝昭氏の故郷ですね。曲は『無伴奏混声合唱のための 斉太郎節考』。タイトルはもうちょい長いんですが割愛。大変そうに演奏されてましたが、実際大変な曲、というよりはそもそも演奏会の構成に無理があったんじゃないかと思いました。第4ステージまでで限界だったんじゃないかな~、などと。この分量だとほぼ暗譜無理だし、集中力も切れてくるし、声も持たないでしょう。良いコンディションで是非再演を、と思いました。

その後アンコールやロビーでの演奏などもありまして、終了。打ち上げが津駅近くのホテルで行なわれまして、これに参加しました。取り敢えず来年7月の渡仏には基本的に同行することを宣言してきましたが、結構キッツイですね。善処します。

と、云う事で。

昨年に引き続き行なわれました、栗友会のぶてぃっくコンサートvol.2に足を運んできました。日時は11/4(金)、場所は代々木のオリンピックセンタ内にある小ホールです。

今回は、童謡を基調とするラインナップ。上島喜栄子さん緑さん親子による共演ステージ、海藤晴子さんとそのサポート部隊である男声コーラスグループ「8マンスーパースター」のステージ、8マンによる単独ステージ、そしてラストは海藤さんによるソロステージ、という構成でした。

円熟味と暖かみのある、そしてまたそれぞれ丁寧に歌いこまれた楽曲群は、それはそれは感動的なものでした。いつも一緒に歌わせて頂いている8マンの皆さんも、それぞれが持つ個性を存分に発揮しておられました。

というような具合で、秋の夜長に相応しい、非常に愉しめるコンサート、でした。ありがとうございました。

と、云う事で。

aristohall_20111103_01.jpg去る11月3日(木・祝)、南青山のアリストホールというところで行なわれておりました、横浜ミュージックアカデミーの第2回秋の音楽会、というものを聴いて参りました。会場はこんな感じ。ピアノはBösendorferです。ステキ!

それはおくとしまして、まあ、要するに甥っ子が行っている関係です。

開演は14時。出演者は14人ですので、学校の規模を考えるとどう考えても生徒さん全員が出ているわけではありません。各教室で、各学年みたいな形である程度選抜されているんじゃないかと思いました。基本的に演奏レヴェル高いんですよね。

甥っ子はシベリウスとドビュッシィというラインナップ。その後演奏会はショパン、シューマン、リストというロマン派に流れていきましたので、結構異彩を放っていて良かったんじゃないかと思いました。しっかり練習できていたしね。私とは大違い(笑)。

ちなみに、皆さん大変良い演奏をされていたんですが、特に最後の3人くらいは本当に上手な皆さんで、それぞれ超難曲であるショパンのソナタ第2番の第1楽章、リストのタランテラ、シューマンの謝肉祭から抜粋を弾いておられました。

その中でも、トリを務めた方はかなりの逸材なのかも知れません。と思って調べてみたんですが、この人既に著名人だったり?ネット上に映像かなりありますね。適当にググってみて下さい、多分見つかりますよ。

と、云う事で。

yokohama_20111029_01.jpg去る10月29日(土)、30日(日)に横浜のみなとみらいを中心にして行なわれておりました、コロ・フェスタ2011に参加して参りました。以下ご報告を。写真は馬車道とか日本大通りとかその辺のいかにも横浜な感じの建物です。

29日はお昼過ぎから街角コンサート。私は、翌日メインコンサートで歌うために結成されたChoer KaKuriKyoの街角コンサート版小ユニットTeam Machi-Kakyoでの出演。3カ所で歌いましたが、曲はG.P.daパレストリーナの"Sicut cerbus"、J.ブストの"Ave Maria"、寺嶋陸也編「故郷」、竹内一樹「ここ」、といったラインナップでした。

ちなみに、栗友会に入ってから、ルネサンス曲を歌ったのは実にこれが初めてのことです。

その後みなとみらい大ホールに入りまして、全体合唱で歌う新実徳英の「つぶてソング」を練習し、夜は中華街のホテルで前夜祭。ここでは出番無し、でした。カロスは基本出ないのかな、などと。まあ、良いんですけど(笑)。

実は火曜日くらいから風邪の影響なのかお腹が痛くてですね。ビールも飲めませんでしたし中華料理もたくさんは食べられませんでした。ちょっとつらかったな~。

翌日はメインコンサート。11時スタートで19時くらいに終わります。長いですね。私はみなとみらい館長である池辺晋一郎作曲の『飯豊山』から3曲を歌うユニットと、上記CKKで出演しました。後者について言えば、武満ソングブックを寺嶋陸也が編曲した4曲を歌いました。

大体こんなところです。

付け加えておきますと、今回は結構練習しましたね。回数はそれほど多いとは言えなかったのですが、割と中身の濃い練習ができていたように思いました。そんなおかげもありまして、結構良い演奏だったんじゃないかな~、と。いかがでしたでしょうか。

もう一個付け加えておきますと、街角コンサートの方はあんまり練習できませんでした。全員集まったのは演奏のタイミングだけ、だったんじゃないかな。様々な企画が同時進行してましたので、これは致し方ないところかも知れません。

と、云う事で。