私設サイトの書籍紹介欄に、冲方丁によるアニメーション原案小説『ムーンライズ』を追加しています。
文庫書き下ろしで、3冊同時刊行。かなりのヴォリュームです。他にもかなり書いているはずで、凄まじい仕事量には頭が下がります。分かりにくい話ですが、『マルドゥック』シリーズを思い浮かべると理解が進むかもしれません。あの作品同様、ちょっと色んな陣営が入り乱れすぎなんですよね...。
と、云う事で。
下記のコンサートに出演します。是非ご来場ください。
コンサート プリモンズ2025
日時:2025年6月8日(日)17:00~
場所:紀尾井町サロンホール(麹町、永田町、四谷辺りから歩けます。)
入場無料
オペラの重唱や独唱曲を7人+助演の先生で演奏します。
私は以下の曲を歌います。大変です(笑)。
G.ロッシーニの歌劇『イタリアのトルコ人』よりアルバザールのアリア「ああ! とても快いだろうに」
G.ドニゼッティの歌劇『ドン・パスクァーレ』より二重唱「甘くて清らかな夢よ」
G.ヴェルディの歌劇『リゴレット』より四重唱「美しき愛の乙女よ」
と、云う事で。
本年も、下記日程にていつもお世話になっている粟飯原先生ご夫妻門下の発表会が行なわれます。
場所:深川江戸資料館小劇場(半蔵門線 清澄白河駅近く)
日時:2025年6月1日(日) 13時00分位から16時位まで
内容:色々な人が、色々なこと(独唱とか重唱とかピアノとか合唱とか)をします。
私は、二重唱とソロ歌唱をします。大まかな時間は未定です(判明したら更新します。)。
G.ロッシーニ『音楽の夜会』より二重唱「ラ・セレナータ」
三善晃『抒情小曲集』より「少女よ」
G.ロッシーニの歌劇『セビリアの理髪師』より「ほら、空が明るみ」
入場無料、出入りは割と自由にできますので、万障繰り合わせの上ご参集ください。よろしくお願いいたします。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、深緑野分による長編『スタッフロール』文庫版を追加しています。
第167回直木賞候補作になります。実写特撮からCGへの変遷の中でのクリエイタたちの生きざまなどが描かれますが、いわゆるヒューマン・ドラマ、ではほぼなく、テクノロジと人間の関係がメインなように、そしてテクノロジの部分への傾斜が結構大きいな、と感じられました。多分、選考委員が気にしたのはそこなんだろうな、と邪推します。
個人的には、テクノロジの話だけでも良いのですが。まあ、それだとドキュメンタリになってしまいますね。大宅賞狙えたかも(笑)。笑い事ではなく、本書にはそのくらいの情報量が含まれています。(でも読みやすいです。)
まあ、テクノロジとはいっても、今のところ作ったり使ったりはほぼ人間がやっているので、そういう意味では正真正銘のヒューマン・ドラマとも言えます。でも、きっとそうは読めなかったんだろう、そう読めというのが無理なのかも、と思ってしまうのですが...。
結局のところ、私はこの作品、非常に好きです。早くも今年のベスト1決定です。
と、云う事で。