アニメーション2024_1-3。

2024年1-3月期のアニメーションについて記しておきます。

この界隈、相変わらずの活況が続いておりますが、誠に実り多きクールだったと思います。

おそらく、大方の人がそう言うのではないかと思いますが、昨年からの続きで2クールを終えた『葬送のフリーレン』、『アンデッド・アンラック』という2本の出来がやはり傑出してました。

前者は脚本や作画が本当に素晴らしく、ハイ・ファンタジィという古典的ジャンルに新たな傑作が生まれたかな、などと。実は、「バトル無し回」が個人的には良いな、と思ったのですが、この作品、セリフとか演出とか、ホントに練りこまれてますよね。その他、すべてにおいてクオリティ高かったです。

後者はご存じの通り『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』に続く『週刊少年ジャンプ』の看板作品となります。初めのうちは「うーん、微妙」と思ってたんですが1クール目の終わりのあたりから急激に面白くなりました。そして2クール目は空前絶後。更にどんどん面白くなる(笑)。一連のジャンプ系作品のみならず、集英社がこれまでに世に出してきたコミック全てへの愛が詰まった作品になってますね。コミック版を読みたくなりました。

その他、『休日のわるものさん』、『佐々木とピーちゃん』、『SYNDUALITY Noir』(第2クール)などなど、上記少年メジャー誌出自の2本に比べるとやや知名度は低いながら、手の込んだ、そしてまたヴァラエティに富んだ佳品が多々生み出されました。次クール以降も、良品、佳品がじゃんじゃん作られていくことになると思います。期待しましょう。

と、云う事で。