笠寺七所神社例祭

さてさて、先週末のフィールド・ワーク続きです。土曜の晩と日曜昼間は名古屋市南区笠寺の七所神社というところでその例祭を見学していました。偶然の賜物なのですが、既に書いた近所のお祭に笠寺の「熱田神楽笠寺保存会」の何名かが楽師として来ておりまして、そこで「祭があるから来たら?」と言われて行ってみたわけです。

このお祭の流れを簡単に書いておきます。前日の11日土曜日は宵宮。笠寺の中心部をほぼ網羅する形で(範囲はまだ未調査ですが。)、各町のお囃子要員と随行者が19時前後に各町を出発し、七所神社に集結。ここで試楽(しんがく)、要するにお囃子の一斉演奏が行なわれ、20時半には解散となります。

kasadera_nanasyo200810_01.jpg続いて翌12日の本宮。この日は13時頃からスタートです。各町ではこの位の時間に山車に太鼓などを載せ、笛と太鼓のお囃子を奏でつつ練り歩き、最終的に七所神社に集結します。写真はその時の模様です。

神社ではその後神事などがありまして、そこから丹八山(たんぱちやま)という、元々この神社があったところと言われる場所までの御輿渡御が行なわれ、これに山車も随行します。というより、先行してましたね。要するに丹八山は御旅所、と言うことになるかと思います。

丹八山での神事が終わると大体終わりで、山車とその随員は各町に戻っていきます。17時にはほぼすべてが終わっていました。

余談ですが、以上二つの行事(前述の神明社例大祭とこの行事)をじっくり観たために週末はほぼなくなりました。翌13日の祝日は歌の練習。そんなこんなで論文を書く時間を作り出すのが恐ろしく困難だったのですが、何とか脱稿しました。これからはもう少し楽なスケジュールで事を運びたいものです。

と、云う事で。