マーラー8番終わる。

一昨日になりますが、新日フィルの定演、G.マーラー作曲『交響曲第8番』の演奏会が無事終了しました。取り敢えず7月から練習してきたわけですが、個人的に出来うることはやり尽くした感もあります。どういう音が鳴っていたのか、録音を部分的にでも聴きたいところです。

反省点はかなりはっきりしています。何せ、長年音楽をやってますが、ロマン派、しかも後期ロマン派の管弦楽とセットの合唱曲に本格的に取り組んだのは今回が初。ダイナミクスやテンポの揺れの大きさというのは体感として尋常なものではなく、かなり必死でした。

結局のところ指揮を見るしかないのですが、中にいるとどうしてもソリストの声や低音楽器群の音を聴いてしまうのですね。そうすると、自分はもの凄くずれているんじゃないか、という感覚に陥ることしきりなのです。実際のところ部分的にはかなりずれてたんじゃないか、とも思うわけです。

もう、これは同じオケ、同じ指揮者と何度もセッションをすることで慣れていくしかないもののようにも思います。その上で、理想のポジションみたいなものが見つかっていくのではないかと。やはり、音楽において経験値の力は大きいのです。

次回の舞台は12月13日のはちもんめコンサート@大手町です。大変な難曲をやっておりますが、最善を尽くしたいと思います。是非ご来聴下さいませ。

と、云う事で。