ブルガリアへの道:第14回 4月24-25日合宿。

先週末は津市内で合宿。練習場所はいつものところなんですけど、泊まりが津市野外活動何とか、というところでした。このパターン続いてますね。

合宿の目的は、もちろん約3週間後のグランプリも視野に入れてますが、基本的には次週5月2日のコンサート用特訓でした。

このコンサート、全部で4ステージが予定されてますが、24日はそのうちの1ステ(宗教曲)と4ステ+アンコール曲(日本語曲)用の練習。各ステージ練毎に通しが入ります。まだ課題は多々ありますが、グランプリで歌うラインベルガの'Abendlied'などはホントに良く鳴るようになっているな、と思います。でも、通しの録音を聞く限りではまだ全然母音が揃わないな、この曲。ややぶつ切れ感もあります。いやー、難しいですね。

それは兎も角、個人的な課題として、長い音符が多いゆっくりしたテンポの曲でしっかり音程と響きを保ちたいな、と思います。録音を聞くと、まだ、あちこちで破綻してます。

25日は2ステと3ステ用の曲が扱われました。3ステは先週大阪でやった曲ばかり。つまりはグランプリで歌う曲ばかり。この二日間の練習では、この時間帯の充実振りが素晴らしかったですね。通しの録音を聞いても、「おお、イイじゃないか。」という感じ。苦労している『詞華抄』で並びを変えたことも大きいかな。ここまで来ると更に欲が、という感じですが、どこまで行けるものか、今からわくわくしてます。更に磨きをかけていきたいと思います。何とぞご期待ください。

ちなみに、2ステ練習はほとんどESTスコラーズという団内少人数アンサンブルのお披露目のような具合でしたので、そこに入っていない私が語ることはほとんどありません。

こういう練習に平行して、例によってグランプリメンバを決めるためのシンギング・コンテストなるものも随時行なわれました。私はというと、24日と25日にそれぞれ1回ずつ歌いましたが、論外な24日分は置いておいて、25日分はまあまあだったんじゃないかと思います。でも、声が枯れてましたね。ちょっと歌いすぎかな、とも思ったりしてます。何気に強靱な声帯の持ち主なんですけど、それ以外のところがくたびれているから、声帯周辺に無理がかかっているのかも知れませんね。

もう一つ、団内アンサンブル・コンテスト・フリー部門というものも行なわれまして、これにエントリしていた私が音頭取りをしたグループの演奏を最後のコマに行なうことが出来ました。アイルランドの作曲家マイケル・マクグリンの曲を扱いましたが、さすがに練習不足は否めず、再演と言いますかリヴェンジしたいな、などとも思うのですが、まあ、何と言ってもESTにいる時間も残りわずかなわけで、それはかなわないでしょう。ブルガリアの教会などでゲリラ的に、というのも面白いと思ったりしますが、みんなのってくるかな(笑)。

とてもくたびれましたが実に充実した合宿も終わり、三日ほどこちらで休んで(おいっ!)、29日から再び三重県入り、再び怒濤の5日間を過ごすことになりそうです。

と、云う事で。