南フランスへの道:第2回。

南フランスでの演奏旅行に向けての苦労を綴るシリーズ第2回です。写真は久々に参加した4/8の練習会場近くの公園です。見事な咲きっぷりですね。tsu_shinmachi_20120408_01.jpg

さてさて、本題に。ESTの定演は昨年11月。また、全国大会が11月末でしたので、概ね昨年の12月くらいから南フランス・ツアーに向けての練習に入っていたわけですね。まあ、三重の団体ですので、練習会場は津ですとか鈴鹿ですとか、そういったところになります。

ブルガリアでのユーロGPに行った2年前は直前5ヶ月くらいの間に計12回ほど出席しましたが、今回は6-7月をほぼフル参加することにして(6-7回)、5月はGWの合宿に参加、くらいのペース配分で考えておりました。短期集中コース、ですね。

なのですが、曲はたくさんあるし、前回ほどではないにしても相当大変なものも幾つか含まれてます。というわけで、一月ほど前倒しの4/8に久々に練習参加をすることになりました。ミーティングといいますか、年に一度の総会も開かれますので、それも込み、なスケジュール変更です。

当日はパート練習から始まって、総会、そして英国在住らしいポルトガル人のご夫妻(で良いのだろうか?)によるフランス語とドイツ語の発音指導、というのが行なわれました。

まあ、細かいところはあんまり突っ込まないで下さい。

対象となっている曲は、G.フォーレの『ラシーヌ賛歌』と、A.シェーンベルクの『地上の平和』、でした。どちらも言葉の多い曲ですが、何せフランスで演奏することになるわけです。しかも、お客さんは夏休みを利用してヨーロッパ各地からやってくるわけですね。さあ大変。取り敢えずネイティヴ・スピーカが使うフランス語やドイツ語に一歩でも近づくことが目標になりますが、そこへ向けての第1歩、となったわけです。

その後は、外国語曲、特に宗教曲を中心に、全体の半分ほどの楽曲をさらいました。初見のものもあったのですが、その辺はお許し下さい。

久々の練習参加でしたが、顔ぶれが大きく変わったな、という印象。若い人が増えてますね。フランス・ツアーの性格上、社会人にとっては基本的に参加が厳しく、さりとて学生も試験期間とぶつかります。そんなこんなで、前途多難なところもああるのですが、若い力に期待、といったところでしょうか。当然のことながら私もがんばりますけどね。

次回は、GW中に行なわれる合宿について書き記すことになると思います。

と、云う事で。