ブルガリアへの道:第9回 3月21日の練習

黄砂が舞う中、今週もまた恒例の三重県入りです。朝のうちは暖かかったですけれど、夜になってぐっと冷え込みましたね。凄い変わりようでした。それはさておき、かいつまんでこの日の練習に関して書いておくべき事などを。

さてさて、練習はお昼くらいから。ESTでは月1回1時間程度のミーティングをしているのですが、この日がそれに当たります。今後の予定を含むさまざまな議題について議論と言うよりは確認が行なわれ、パート練習へと。

パート練習は余り芳しくなかったな、と思います。 ¡Qué rico é! と『詞華抄』IIに終始しちゃったきらいがありますね。歌えている人と歌えていない人の差が大きいのが最大の原因。後者をフォローしつつ、なるべく早くパート練習をベストな形に持って行きたいですね。この2曲は確かにヤマなんですが、他にも詰めないといけない曲は多々ありますので。

全体での練習は基本的に4月18日用の曲が中心。先週の演奏についての反省を踏まえ、パート内で声を揃える、ということを中心課題として、細部まで神経の行き届いたより質の高い演奏を目指す、といったことが目標となっていたと思います。

全体練習自体はかなり良いペースで進みまして、5月2日に演奏する曲も何曲かさらうことができました。ブルガリアまでに組める練習時間は極めて限られているので、効率というのは非常に重要なんですね。今週の反省を踏まえ、来週の練習を、そしてそれの反省を踏まえ、その次の週を、という感じで、ぎりぎりまで煮詰めていければ、と思います。

ちなみに、個人的には、『オンゴー・オーニ』IIを自分のものにできていません。昨秋の定演や全日本に出ていないのが大きい。でも、すぐに追いつきますよ。ちなみにこの曲、全体としてはどうも「勢い」でやってるところもある気がするので、楽譜に忠実に、基本的にはクールに演奏できるように促していきたいと思います。この曲のテーマは「おそれ」なのですが、おそれを抱きつつも、どこか自分や世界を客観視しているところがないといけないのではないかな、などと考えますので。

と、云う事で。