南フランスへの道:第5回。

もう2ヶ月を切りましたね。そんな、南フランスへの道:第5回です。

復帰後3回目の練習参加は5/27。東京での活動が前の週で一段落し、ようやく本腰が入れられるようになったわけです。そんなわけもあり、気合い充分、という感じで三重県入り。

この日は声楽家の方に来て頂き、「地上の平和」をみて頂きました。9月に歌うことになる『ドイツ・レクイエム』辺りの流れを汲む至難な曲ですが、やはり理詰めでやらないとダメだな、と思いました。譜読みのレヴェルを次の練習までに3段ぐらい上げておかないといけません。要するに、自分が何をやっているのか、やるべきなのかを把握すべし、というようなことです。大変ですけどね。

続いて鈴木輝昭「原体剣舞連」。パートバラバラで歌いました。輝昭作品は声部毎に調性が異なっていたりしますので、とても良い練習になります。なかなか他声部聞こえないんですよね。この曲は特に。全体的に音が大きめなんで。この曲も、シェーンベルク同様にもっと耳と頭使って歌わないとダメだな、と反省しきり。

次は、G.オルバーンの"Come Away"。音楽監督的にはあんまりうまくいっていないようでした。前の2曲で集中力が切れたところもあったのかな、と思います。今まで作ってきたことが実現されていない、というのが一番の問題だったようですが。

重苦しい雰囲気の中、最後に、6/17の三重県合唱祭で演奏する松下耕「さくら」とJ.ヴォイダ"Psalm117"を。そうですね~、後ろに行けば行くほど、悪くなっていったような気がしました。

最後の方で音楽監督もおっしゃってましたが、要するにその日の練習の終わりを次回の最初にしないといけない、今のような練習をやっても何も変わらない、ちゃんと積み上げていこうよ、ということです。まあ、確かにその通りですよね。

気合い十分で行ったんですが、結構へこまされて帰ってきました。

次回は1週休んで6/10の参加。様々な課題をクリアして臨みたいと思います。

と、云う事で。