『ハイブリッド』

私設サイトの書評欄に、R.J.ソウヤーの『ハイブリッド』を追加しています。

「ネアンデルタール・パララックス」シリーズもこれにて終了。こういう大掛かりな作品が書ける、この作家が持つ構想力には確かにすごいものがあります。それもそうなんですが、人類学なんてものをやっている私にも大変興味深いものであると同時に、要するに私がやりたいのは社会人類学だの文化人類学ではなくて、より自然科学に近い人類学であることをつくづくと実感させてくれました。やはり、脳を巡る諸問題こそが面白いのですよ。

と、云う事で。